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東出昌大と唐田えりか、主演映画で明暗が分かれてしまったワケ

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東出昌大

 俳優の東出昌大が10日、都内で行われた主演映画「天上の花」(片嶋一貴監督)の公開記念舞台挨拶に登場したことを、各メディアが報じた。

 同作は、詩人・萩原朔太郎の娘である作家・萩原葉子の小説を映画化。朔太郎を師と仰ぐ詩人・三好達治(東出)が、長年思いを寄せていた師匠の妹・慶子(入山法子)と結婚するも、奔放な彼女への愛と憎しみに苦悩する姿が描かれる。 

 ​>>〝みそぎ〟が済んだ? 唐田えりか、事務所社長からも手厚いガードで公の場にも復帰<<​​​

 東出は今年2月に所属事務所との契約を解消。フリーとなってから初めて参加した作品でもあり、男性観客からは「完全復活おめでとうございます!ブラボー!」との掛け声も飛んでいたという。

 妻へのDVシーンなどもあるが、東出は「ライターの方や批評家の方に新境地とかって言っていただけたんですけど、こんな壮絶な役をやったことがなかったので、台本通り一生懸命やったから、そう言っていただける作品になったのかなと」と手応えを感じている様子だったという。

 同作は今月9日から公開されたが、同日でメイン館での上演が打ち切られてしまったのが、2020年1月に東出との不倫スキャンダルを「週刊文春」(文芸春秋)で報じられた女優の唐田えりかと遠藤雄弥のW主演作「の方へ、流れる」(竹馬靖具監督)。

 先月26日に行われた公開記念舞台あいさつで唐田は「今日という日を迎えられたこと…本当に感謝しています」とこみ上げる涙で声を震わせた。

 今回の役はオーディションで射止めたが、「自分にとって、お芝居というものがいつからか本当に大切なものになっていて、お芝居を通して恩返しがしたいですし、届けられるものがあると信じて今もやっています」と話したというが、わずか2週間で上映が終了してしまったのだ。

 「山中での狩猟生活が話題になった東出だが、もともと演技力があり、東出を使いたいという映画業界の関係者も多い。そのため、フリーになっても仕事が入る。今回の役柄はかなり振り切っていて好評。一方、唐田は所属事務所が〝過保護〟な状態。まだまだ演技力を磨かなければならない状態だが、作品選びがあまりうまくいっていない。自分の〝殻〟を破らないと今後は厳しいだろう」(芸能記者)

 ここに来て、2人は主演映画で明暗が分かれてしまった。

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