デヴィ夫人は沢尻の問題について問われ、「沢尻さんは、女優復帰は考えていないって言ったみたいですけど、まだまだ若くきれい、才能もあるのももったいない」と沢尻の引退について否定的。「沢尻さんにとって濃姫役は最高の場面になったはず、それを棒に振ったのももったいない。わたしは彼女の濃姫を観たかった」と述べ、沢尻の今後について、「どんな逆境でも負けないという感じでやって欲しい」とエールを送った。
また、東出昌大の不倫問題についても、「東出さんを非難する行為を非難する人がいるみたいですけど、それはベッキーさんの時なんかと比べると、不公平だなってわたしは思います。東出さんも悪いけど、若いあの女の子も悪いですよ。渡辺謙さんのお嬢さんというのも知った上で寝取ったのよ、みたいのはよくない。末恐ろしい」とぴしゃり。
イベントでは、草食化した日本の男性にも喝を入れ、「日本の男たちに言いたいことはたくさん。女性化している男性が多い。40幾つになっても家にこもってゲームをしているとか、昔は働かざる者食うべからずだったのに……」と苦言を呈し、「もう少し愛国心を持って欲しい。世界はどんどん狭くなり、また広がってもいる。語学力をつけて、たくさん旅行して日本人はこうあるべきだというのを見つけてほしい」とコメント。
「このままいくと、日本が滅んでしまうんじゃないかって心配。数十年後は人口が減って8400万くらいになる?そうなったら日本は終わりかなって。産業も農業も医療も動かなくなってしまうんじゃないかなって、わたしは心配。働かず社会保障だけで生きているというのを聞くと、日本は大丈夫なんですかねって。こういう事はいろいろ発言しているのに誰も取り上げてくれない。みなさんスキャンダルしか報道しないから」とため息も。
他人の事だけでなく、自身の生き方にも前向きだ。真っ赤なドレスで女性らしさをいつも以上にアピールしたデヴィ夫人は、フォトセッションでは胸チラショットも自ら披露。80歳を祝うケーキを前に「真っ赤なドレスで気合を入れてきました」と微笑み、「時間があるなら、願わくば恋をしたい」と恋にも前向き。
「あまりに忙しくて今はそういう心の余裕がないけど、時間ができたら。でも、わたしは日本人には興味はない」と述べ、「日本の方だと近親相姦している感じがして」とニヤニヤ。最後に「一分一秒はどんどん過去になっていく。毎分楽しく生きていこうと思っています。仕事もしますが遊びもします。100歳まで健康で元気で最後まで生きようと思います。わたしの敵が全部死ぬまで生きていくつもり。ついてきてください」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)