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古川は、2019年公開の映画『十二人の死にたい子どもたち』でメインキャストを演じ注目をあつめ、以降は『花束みたいな恋をした』、『偶然と想像』、『今夜、世界からこの恋が消えても』、2023年公開予定の映画『スクロール』など、注目作に出演。映画だけでなく、連続テレビ小説『エール』(NHK)や『コントが始まる』(日本テレビ系)など、テレビドラマにも多数出演している。
今回、2021年に第1回が開催された、KADOKAWAが主催する日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション『日本ホラー映画大賞』の初大賞受賞作品である『みなに幸あれ』の映画化が決定。同作は、とある村を舞台に世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすが、逆にどんどん追い込まれていく様を描き、“この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる”という、得体の知れない恐怖と対峙していくストーリーだ。
同作は、若手の中でも抜きんでた演技力で評価の高い古川が主演を務める。古川は今回がホラー映画初出演となり、先ごろクランクアップした撮影現場では、真に迫った“恐怖”を感じる演技を見せていたという。メガホンをとるのは、『日本ホラー映画大賞』にて同名タイトルの短編映画で大賞を受賞した下津優太監督。下津氏は同作にて商業映画監督デビューとなり、誰も観たことのない斬新な恐怖世界に挑戦。また、日本ホラー映画界の重鎮である清水崇氏が総合プロデュースを手掛け、新人監督を全力でバックアップしている。
主演を務める古川は、「本作は誰かの犠牲の上に誰かの幸せは成り立っているのだといったことをテーマに、人間の幸せの核心に迫る、新感覚の社会派ホラーです。主人公は、社会の仕組みに抗おうともがきますが、そこに逃れられない恐怖が迫ってきます。観ている間はもちろん、観終わった後、人間そのものの存在が怖くなるような居心地の悪さというか、根源的な新しい恐怖を感じてもらえればと思います。『みなに幸あれ』ぜひご期待ください」とコメントを寄せている。
現在は撮影を終え、来年の公開を目指している同作。世界市場も視野に入れた、誰も見たことのない新しい感覚のホラー映画に注目が集まる。
映画『みなに幸あれ』
総合プロデュース:清水崇
原案・監督:下津優太
脚本:角田ルミ
主演:古川琴音
製作:KADOKAWA
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
2023年公開予定