第40回は、宮崎校での座学課程の最終試験を受け、舞(福原遥)たちは全員合格する。学生たちは帯広でのフライト課程を前に一旦帰省し――というストーリーが描かれた。
>>朝ドラ『舞いあがれ』、主人公に「ただのウザヒロイン」キャラ変で大ブーイング! ありがちな展開にもうんざり?<<
※以下、ネタバレあり。
第40回では、大阪の登場人物たちが再登場したものの、そのキャラ変っぷりに視聴者から困惑の声が集まっている。最も作品ファンを戸惑わせたのは、舞の同級生・久留美(山下美月)の父である佳晴(松尾諭)だった。
帰郷後、舞は元バイト先のカフェで久留美らとのおしゃべりを楽しんでいたが、そこに登場したのが佳晴。久留美は佳晴に「何しに来たん?」と冷たく言い、「どうせお金やろ?」と指摘。佳晴は「何アホなこと言ってんねん」と反論しつつも、「すぐ返すし……な?」とお金をせびり、久留美はため息をつきながらもお金を渡していた。
しかし、このシーンにネット上からは「ダメなりに娘の幸せを願ってた久留美父がただのクズになり下がったのが悲しい」「異世界に迷い込んだ気分」「こんな人じゃないでしょ、元々」「どうしてそうなったの…」「完全に別人になってる」というショックを受けた朝ドラファンの声が聞かれている。
「佳晴と言えば、元々実業団のラグビー選手だったものの、けがで失職。その後は仕事を転々としながら、男手ひとりで不器用にも優しく久留美を育ててきました。久留美はそんな父と一緒に暮らしながら看護師をめざして学費免除の特待生に。これまで支え合って父と娘で暮らしてきた様子が丁寧に描かれてきたからこそ、佳晴が突然娘に金をせびるような父になったことにショックを受けた視聴者が多かったようです」(ドラマライター)
今週から脚本家が変わり、ヒロイン・舞のキャラ変にも多くのブーイングが集まった本作。サブキャラすら大きく変わってしまったようだ。