第6話は、アトム玩具がSAGASに買収されてから一年の月日が経ち、那由他(山崎賢人)や隼人(松下洸平)はそれぞれの場所でゲームを作り、海(岸井ゆきの)は契約社員としてやよい銀行に戻っていて――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第5話終盤で、SAGASに買収されたアトム玩具。1年後、那由他は再び自動車整備工をしながら、学童保育で子どもたちの世話をし、子どもに簡単なゲームを披露することに喜びを感じていた。
一方、ある時、その学童保育に保護者が集まり、「学童(保育)とは言え、ここは学校の敷地内にあるのですから、あくまで学校の延長です。学校でゲームで遊ばせるなんてあってはいけません」「即刻やめていただきたい」と注意を受けることに。
那由他は「ゲームってだけでもう全部ダメになるんですか?」と抗議するも、「ゲームなんて子どもには有害でしかありません。夢中になって勉強はしない。外で遊ばなくなって体力は落ちて、おまけに視力も悪化するし」と苦言を呈され、ルールを受け入れるという展開となった。
しかし、この展開にネット上からは「親が前時代すぎる」「今、小学生の親なら子どもの時にゲーム通って来てると思う」「あんな昭和のPTAみたいな人いないでしょ」「今の時代これほどゲームを目の敵にする親がいるのかな?」「時代設定古くない…?」という困惑の声が集まっている。
「令和の時代に小学生の子どもがいる親ならば、高い可能性で子どもの頃にゲームボーイやテレビゲームがあり、触った経験があるはず。時代設定が平成初期ならまだしも、今の時代に『ゲームは有害』と言い切る親に多くの視聴者が違和感を抱いたようです。主人公に立ちはだかる敵を作りたかったのかもしれませんが、あまりにも安直すぎたために、ツッコミが殺到してしまいました」(ドラマライター)
「ゲームは有害」というあまりに古すぎる価値観に、多くの視聴者がげんなりしてしまったようだ。