第39回は、宮崎での座学課程が残り2か月となった頃、舞(福原遥)と同じチームの吉田(醍醐虎汰朗)が故郷の母が倒れたとして帰郷する。1か月後、舞たちがグループ課題に取り組んでいる頃に、吉田は学校に戻ってきたが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第39回では、吉田を巡るストーリーの展開に、視聴者から苦言が集まる事態になっている。
吉田は母親が退院したタイミングで学校に戻ってきたものの、教官から「遅れを取り戻すのは厳しいから、次の期からやり直した方がいい」と言われてしまう。一方、金銭的に余裕がない吉田は来年やり直すことができず、退学しか道がなくなってしまう。
これを聞いた舞は、同じグループの学生たちに「吉田くんが学校やめんでええ方法があるか考えましょ?」と呼びかけ。さらに、吉田が先輩から事前にグループ課題を聞いていて、内容を完璧にまとめていたことを知ったグループの学生たちは、全員で教官に「特別テストを受けさせてもらえませんか?」と直談判するという展開が描かれた。
しかし、この展開にネット上からは「それまでの積み重ねがあんまりないからついていけない」「学生は完璧レポートがあれば1か月休んでもいいことになっちゃう」「吉田君が辞めない方法を考えよう!って、ただのウザヒロイン」「どうせそのテスト合格するんでしょ…」「火曜に入学して木曜に座学残り1か月って話飛び過ぎてついていけない」という苦言が集まっていた。
「航空学校編に入ってから、これまで丁寧に時間を掛けて描いていた舞の心理描写などはなくなり、画面上で『1か月後』などと記されて時間が飛ばされる形になった本作。この日の展開も、1か月も学校を休んだ学生にテストを受けさせればOKという発想は無理がある上、過剰な“友人想い”という暑苦しい舞の設定にもドン引きの声が集まっていました。
今回のストーリーについても、次回で吉田が合格し全員で帯広でのフライト課程に進むという展開が見え見え。時間を飛ばされまくったこともあり、視聴者はグループの中に生まれた友情についていけず、戸惑ってしまっているようです」(ドラマライター)
「反省会」ハッシュタグが徐々に盛り上がり始めてしまった『舞いあがれ!』。今後は、どのような展開となるのか――。