第33回は、貴司(赤楚衛二)が長崎の五島にいると分かった舞(福原遥)は、久留美(山下美月)と一緒に向かう。舞には貴司の居場所の当てがあった。それはかつて舞が送った絵葉書の灯台。空港に降りた舞たちはタクシーに乗って、灯台をめざし――というストーリーが描かれた。
>>朝ドラ『舞いあがれ』遂に飛行シーン、残念な展開も視聴者の心を掴む?「丁寧に描かれてる」と絶賛<<
※以下、ネタバレあり。
第33回では、舞の祖母・祥子(高畑淳子)のあるセリフに視聴者から絶賛が集まっている。
五島の灯台まで迎えに来てくれた舞と久留美に、自身が今置かれている仕事の苦しい境遇を明かした貴司。そのまま3人で舞のばんば(祖母)の家へ。その中で舞から「文学青年」と紹介された貴司に、ばんばが「変わりもん」と言い放ち、舞が「言い過ぎやて」と諫める場面があった。
これに対し、ばんばは「そがん腫れもんごた扱わんでよか。貴司くんも周りに合わせんでよか」「自分のことば知っちょる人間が一番強かけん。変わりもんや変わりもんで堂々と生きたらよか」と言葉を掛け、貴司は嬉しそうに頷いていた。
このシーンに、ネット上からは「ばんばの言葉にめっちゃ泣いた」「自分も救われた気がする」「神回」「色んな悩んでる人の心に届いたと思う」「貴司みたいにもがいてた昔の自分も救われた気分になれた」という声が集まっていた。
「舞が一歩一歩努力し、少しずつ夢を形にしていく様子が多くの人の心に響いている本作。今回はありのままの自分を受け入れるという、シンプルながらも心に沁みるメッセージに多くの視聴者が感銘を受けたようです。『舞いあがれ』は週の最後の金曜日ではなく、水曜日に“神回”が放送されることも多く、ネットからは『まだ今週あと2回放送あるのが嬉しい』『畳み方も上手いから明日明後日の放送も楽しみ』という声も寄せられていました」(ドラマライター)
朝ドラらしい朝ドラ作品を、多くの朝ドラファンが絶賛しているようだ。