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土屋は白を基調としたあでやかな振袖姿で登場。友禅作家で仏教画家の千地泰弘が手がけた豪華な振袖について、「伝統の和の魅力とドレスのような雰囲気もあって、幅の広さと深みがありますね。こういう女子になりたいです。食べるのが好きなのですが、汚してしまわないように普段は白を着ないので憧れの色です」と顔をほころばせた。
この日は、新作振袖によるファッションショーも行われ、ジョイフル恵利の成人式振袖を成約した総勢150名がランウェイをきらびやかに彩った。成人式の思い出を聞かれて、「朝ドラをやっていた時期に成人式と20歳の誕生日を迎えたんですが、成人式で会場に行って同級生と再会した後、式が始まる前にスタジオに向かわないといけなかったんです。でも、遠いと参加が難しかったりするので、成人式の会場が渋谷でNHKの前にあって、着物姿でダッシュしてスタジオに向かえたのは、今思えばラッキーだったなと思います」と多忙を縫って成人式に出席できたことに感謝した。
成人になることを「人生の楽しみを見つけるスタート」と表現した土屋。参加者に向けて、「大変なことはたくさんあると思いますけど、社会に出て出会う方々はいろいろな世代の方がいらして、最近、70代の俳優の方々とご一緒していると、すごく刺激的で楽しいんです。そういう意味で、大人ならではの楽しみ方かなと思います」と年長の共演者に刺激を受けていると明かした。
ジョイフル恵利のイメージキャラクターを務める土屋だが、成人式と27歳で着る振袖の違いを尋ねられると、「いろんな振袖を着ると、それぞれ違う感動があるんですよ。バームクーヘンみたいに新しい幸せがどんどん重なってくる気がします。日常的にもっと振袖を楽しんでもらいたいですし、グローバルな時代だから伝統的な技が人をつないでくれるかなと思います」と年を重ねてわかる魅力に言及した。
また、「最近、運転免許を取得したんですけど、20歳くらいで取っていたら、もうちょっと行動範囲が広がっていたと思います」とやっておけばよかったことを挙げると、2022年を振り返り、「乗馬をずっとやりたいと思っていて、なかなか時間がなくて挑戦できなかったので、あと2か月で挑戦したい」と決意していた。
(取材・文・写真:石河コウヘイ)