芸能人の中には大学へ進学しても、多忙により中退を余儀なくされる者が少なくない。在学年度いっぱいまで留年を重ね、卒業を果たした土屋に対し、ネット上では「途中で諦めずに頑張った事は素直に凄いと思う」「根性あるなって思った」といった声が相次いだ。
さらに土屋が卒業したのが、体育学部運動科学科の舞踊学専攻(現・体育学部ダンス学科)という変わり種の場所である点にも注目が集まっている。
大学のオフィシャルサイトによれば、舞踊学専攻(当時)では「芸術であり表現運動でもある舞踊を、理論と実技の両面から体得することを目的」とし、「舞台運営者としての制作やマネジメント、音響、照明なども合わせて学びます」場所のようだ。芸能の仕事にも関わりがある分野ゆえに、土屋としては何としても卒業したかったのかもしれない。
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カリキュラムは教養科目、専門基礎教育科目、専門教育科目を合計124単位以上取得する必要がある。必修科目には、体育大学らしくスポーツ運動学や機能解剖学などがある。
このほか、モダンダンス、クラシックバレエ、ジャズダンス、コンテンポラリーダンスなども必修になっており、とにかく“ダンス漬け”だ。選択科目にもタップダンスや、舞台演出論、ダンスセラピー論、スペイン舞踊、日本舞踊など、多くの内容を揃えている。実技科目の多さが特徴の一つだろう。
さらに土屋は、今年現在オンエア中の「い・ろ・は・す」のCMの撮影に関して、同地岩手出身の文学者、宮沢賢治に関する文学の授業を大学で受けたエピソードも披露。この時点で教養科目を習っていたとなれば、かなり単位も足りなかったのではないだろうか。昨年にはコロナ禍でオンライン授業を受ける様子も報告していた。
何はともあれ、無事卒業した土屋が、大学での学びを活かし、女優としてさらなる飛躍を見せるよう期待したいところだ。
記事内の引用について
土屋太鳳のインスタグラムより
https://www.instagram.com/taotsuchiya_official/
日本女子体育大学のオフィシャルサイトより
https://www.jwcpe.ac.jp/