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ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議

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青木宣親

 ヤクルトが「4-5」で敗れ日本一を逃した30日の日本シリーズ第7戦・オリックス戦。途中出場したプロ13年目・40歳の青木宣親のスイングを巡る判定がネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは、「0-5」とヤクルト5点ビハインドの7回裏2死二塁でのこと。代打として打席に入った青木は、オリックス2番手・宇田川優希がカウント「1-2」から投じた5球目の内角フォークをスイング。捕手・伏見寅威の要求と異なる逆球で、バットは空を切ったように見えたが、球審はファールを宣告した。

 この直後、中継ではバックスクリーン、三塁ベンチ側と2つの視点からのリプレー映像が流される。ただ、映像が不鮮明なこともあり青木のバットがボールに当たったのか、スイングによりボールの軌道が変わったのかは、はっきりと映らなかった。

 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<<

 このファール判定を受け、ネット上には「今の本当にファールか? 空振り三振の間違いだろ」、「今の青木のスイングはバットに当たってなくないか」、「リプレー見る限りでは空振りしてるようにしか見えなかった」、「オリ側は特に抗議とかしてないけど今一つ納得いかないな」といった批判が寄せられた。

 誤審を疑う声が集まる青木へのファール判定だが、一部からは「わずかにかすってたのでは、振り逃げも狙ってないし」といった指摘も上がっている。この場面では青木がスイングしたフォークを伏見が後逸したため、仮に三振なら振り逃げを狙い一塁に走るのがセオリー。ただ、青木はスイングの勢いで回転しながら伏見の後逸を見ていたにもかかわらず全く走るそぶりを見せなかったため、映像では分からないレベルでバットがかすっていたのではという指摘も散見される。

 青木はこの後6球目のフォークに手を出しかけバットを止めるも、バットは回っていると見なされ空振り三振に。直前のファール判定は結果的には試合に影響しなかったが、モヤモヤを抱いたファンも少なからずいたようだ。

文 / 柴田雅人

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