MCの関口宏から意見を求められた谷口氏は「野田さんって演説がお上手だなっていうことをすごく感じた一方で、なぜ在任中に魂と魂のぶつかる討論ができなかったのかなっていうのが、追悼演説をずっと聴いていて思ってたんですね」と苦言を呈す。
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さらに、「(討論を)やりたかったということをおっしゃっていた、安倍さんあなたとやりたかったと。野田さんってそうやって考えると、安倍政治というものを生み出したお1人なわけですね。野田さんが明け渡した後の日本政治が本当にどうなったかっていうことについて、私は野田さん自身もここで語らなければいけなかったんじゃないかなと思うんですよね」と野田元首相の責任に言及する。
そして、「だから一方で影があるとかっていう話をされているんですけれども、言葉の限りを尽くして問い続けたいと、問い続けなければならないのですって、この演説に全国会議員が拍手をされてたのを見ていてですね。本当にそうしていただきたい。国会という場で議論を尽くしていただきたいなと思います」とコメントした。
谷口氏の批判に、「野田氏は国葬にも参加し、追悼演説も他者を傷つけない素晴らしいものだった。それを批判するなんて。こういう人間にはなりたくない」「野田氏が明け渡したのではなく、選挙で国民が自民党を選んだ。野田氏にも国民にも失礼な発言だ」「安倍さんになって経済と日米関係が安定した。何を言っているのか」「勝手に大阪のおばちゃんとか言って大阪を代表しないでほしい」と怒りや疑問の声が相次ぐ。
一方で、安倍晋三元首相に批判的な層からは「その通り」「正論」などの声も少数ながら挙がっていた。