野田佳彦
-
社会 2025年07月22日 13時45分
参院選で与党過半数割れも立民は不信任案に及び腰 野田代表「まだ考えていない」
7月20日に投開票が行われた参議院選挙では、与党が過半数割れという結果になった。自民党総裁の石破茂首相は、過半数維持を「必達目標」としていたが、目標は達成できず、大敗と言っていいだろう。この結果を受けて、石破首相は、「今般の選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも、政治を停滞、漂流させないよう、比較第一党としての責任、国家国民に対する責任を果たしていかなければならない」と記者会見で総裁続投の意思を表明した。石破首相が続投となると行方が気になるのが、野党による内閣不信任決議案の提出だ。しかし、肝心の立憲民主党は、今のところ提出に慎重な姿勢を見せている。野田佳彦代表が掲げていた「与党改選過半数割れ」は実現したものの、立憲民主党自体は、改選前と同じ22議席にとどまった。国民民主党が改選4議席から4倍以上の17議席を獲得するなど他の野党が議席を伸ばしたなか、立憲民主党内では、今回の参院選を負けと受け止めているという。野田氏は、20日に出演したフジテレビの番組で、内閣不信任決議案提出について「当然視野に入ってくる」と述べたものの、21日に、記者団から問われた際には「まだ考えていない」と話している。ネット上では、「いざとなるとへっぴり腰」、「立憲の議席は増えてないので立憲的にはそこまでチャンスとも言いづらい」「自民党没落のチャンスよりも参政党や国民民主の躍進の方が脅威と思っている節もある」といった声が上がった。なお、国民民主党の玉木雄一郎代表は、不信任案について「野党第一党の立憲民主党がどう判断されるか、よくコミュニケーションしてみたい」と述べている。野党間の連携がどうなるのかという点も含め、今後に注目したい。
-
社会 2025年07月10日 09時00分
参院選最大の争点、物価高対策は「給付」か「減税」か
今回の参院選最大の争点は物価高対策だ。効果的なのは「現金給付」か「消費税減税」か、与野党で論戦が繰り広げられている。現金給付にこだわり消費税減税を頑なに拒否するのが自民党。森山裕幹事長は「消費税を守り抜く」と講演で発言し批判を浴びた。自民党は公約として、国民1人当たり2万円の給付を盛り込み、子どもと住民税非課税世帯の大人に2万円を加算する。自民党は給付金にこだわる理由として、政策の“スピード感”を挙げる。消費税減税をするとなれば、法改正やシステム改修などで「1年かかる」(石破首相)と指摘する。実際、現金給付のほうが早いのは間違いないが、自民党や財務省は、安定財源である消費税を手放したくないというのが本音ではないのか。森山幹事長の発言に真意が透けて見える。与党である公明党は「給付も減税も」やると言っている。ただ、減税は消費税減税ではなく、所得税減税や奨学金返済額の一定割合を所得控除できる「奨学金減税」、ガソリンの暫定税率の廃止などを掲げている。これに対し、野党はこぞって消費税減税を掲げているが、その内容は微妙に異なる。立憲民主党は来年4月から食料品の消費税をゼロとし、期間は1年間。経済情勢を見ながら1回だけ延長可能にするという。民主党政権の2012年、消費税率10%への段階的な引き上げを盛り込んだ「社会保障と税の一体改革」を決めたのは当時総理だった野田佳彦氏自身であり、消費税減税への歯切れが悪い。日本維新の会は2年間に限定して食料品の消費税を0%にするとし、れいわ新選組は消費税の廃止を主張している。国民民主党は5%への消費税減税を訴えている。共産党は消費税の廃止を目指しつつ、緊急に一律に5%引き下げる減税策を主張し、1〜2年の期限付きでは不十分だとしている。参政党は消費税の段階的な廃止を訴え、日本保守党は食品の消費税をゼロにすべきだとしている。物価高対策として消費税減税は本当に効果的なのか。ヨーロッパでの複数の事例から効果は限定的との意見も多い。また、引き下げ分がしっかりと価格に反映されて消費者の利益になるかどうかも不透明だ。自民党が言う住民税非課税世帯は65歳以上の世帯が75%を占めており、高齢者は現役世代よりも多くの資産を持っているケースも少なくない。生活保護受給者やシングルマザーなど生活に困窮している人たちに給付を絞るべきではなかったか。共同通信の参院選トレンド調査で、物価高対策として、現金給付と消費税減税のどちらが望ましいかを聞いたところ、消費税減税が76.7%、現金給付は17.9%だった。自民党の現金給付が不人気なのは、選挙目当ての“ばら撒き”と見られているからだ。
-
社会 2022年10月31日 10時55分
野田元首相の追悼演説に「あなたが安倍政治を生み出した」サンモニ谷口氏が猛批判
30日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美氏が25日の衆議院本会議で行われた野田佳彦元首相による安倍晋三元首相への追悼演説を批判した。 MCの関口宏から意見を求められた谷口氏は「野田さんって演説がお上手だなっていうことをすごく感じた一方で、なぜ在任中に魂と魂のぶつかる討論ができなかったのかなっていうのが、追悼演説をずっと聴いていて思ってたんですね」と苦言を呈す。 >>野党共闘は「失敗したと思ってない」発言に疑問の声 『サンモニ』谷口氏「時間をかけて検証して」と主張<< さらに、「(討論を)やりたかったということをおっしゃっていた、安倍さんあなたとやりたかったと。野田さんってそうやって考えると、安倍政治というものを生み出したお1人なわけですね。野田さんが明け渡した後の日本政治が本当にどうなったかっていうことについて、私は野田さん自身もここで語らなければいけなかったんじゃないかなと思うんですよね」と野田元首相の責任に言及する。 そして、「だから一方で影があるとかっていう話をされているんですけれども、言葉の限りを尽くして問い続けたいと、問い続けなければならないのですって、この演説に全国会議員が拍手をされてたのを見ていてですね。本当にそうしていただきたい。国会という場で議論を尽くしていただきたいなと思います」とコメントした。 谷口氏の批判に、「野田氏は国葬にも参加し、追悼演説も他者を傷つけない素晴らしいものだった。それを批判するなんて。こういう人間にはなりたくない」「野田氏が明け渡したのではなく、選挙で国民が自民党を選んだ。野田氏にも国民にも失礼な発言だ」「安倍さんになって経済と日米関係が安定した。何を言っているのか」「勝手に大阪のおばちゃんとか言って大阪を代表しないでほしい」と怒りや疑問の声が相次ぐ。 一方で、安倍晋三元首相に批判的な層からは「その通り」「正論」などの声も少数ながら挙がっていた。
-
-
社会 2022年10月26日 14時00分
蓮舫議員、野田元首相の追悼演説を誤解?「どちらにも失礼な間違い」悪意があると指摘の声も
立憲民主党の蓮舫参議院議員がツイッターで、25日に衆議院本会議で行われた立憲民主党の野田佳彦元首相による、安倍晋三元首相に対する追悼演説について言及。野田元首相の発言を一部誤ったまま広め、ネット上で批判を集めている。 2012年11月14日に行われた党首討論で、当時与党の民主党の首相だった野田氏と激論を行った安倍元首相。その中で野田元首相は解散を明言。その後、選挙に敗れて民主党は政権を自民党に明け渡すことになった。 >>蓮舫氏「子ども一人の命を守れない国」発言にフィフィが批判も、自らが大炎上<< 野田元首相は追悼演説で、このことについて振り返りつつ、「あなたは、いつの時も、手強い論敵でした。いや、私にとっては、仇(かたき)のような政敵でした」と述べつつ、「再びこの議場で、あなたと、言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負を戦いたかった」と想いを吐露。さらに、「勝ちっぱなしはないでしょう、安倍さん」と語り、大きな反響を集めている。 そんな中、蓮舫氏は同日夕方にツイッターを更新し、野田元首相による追悼演説のノーカット動画と全文が書かれた記事リンクを紹介するNHKニュース公式ツイッターの投稿を引用。その上で、野田元首相の発言を「勝ちっぱなしではないでしょう、安倍さん」と紹介し、「野田さんの想いが詰まった追悼演説でした」と綴った。 しかし、野田元首相の発言は「勝ちっぱなし“は”ないでしょう」であり、蓮舫氏のツイートの「勝ちっぱなし“では”ないでしょう」とは意味が異なる。 このことについて、蓮舫氏のツイッターには「どちらにも失礼な間違い」「こういう改竄は最悪」「悪意しか感じない」「全く意味が異なる」「せこい印象操作やめて」という苦言が集まっている。 なお、指摘が集まった後も、蓮舫氏は26日昼時点でツイートを削除したり修正したりせず。ネットからは、「確信犯?」「こんなに間違いを指摘されてるのに…」「訂正もしないってことはわざとってこと?」という厳しい声も集まっている。記事内の引用について蓮舫公式ツイッターより https://twitter.com/renho_sha
-
社会 2022年08月01日 10時50分
安倍元総理の追悼演説、野田元総理が適任?『サンモニ』松原耕二氏の意見に賛否
7月31日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元TBSテレビ報道局記者の松原耕二氏が安倍晋三元首相への追悼演説について持論を展開。その内容が物議を醸した。 番組は、8月5日の衆議院本会議で開催が予定されている安倍元首相の追悼演説について、一時は自民党の甘利明元経済産業大臣が担当する方向で検討されたものの、結局先送りで調整されることになったニュースを取り上げる。その中で、「与党議員の追悼演説は野党議員が行うという過去の慣例から、折り合いがついていなかった」と司会の関口宏が原稿を読み上げた。 >>安倍元首相の銃撃事件は「SNSがなければ成り立たなかった」サンモニ寺島氏の発言が物議<< 松原氏はこの話題に、「総理経験者が亡くなる場合は、野党第一党の党首とか元総理がやることが慣例だったわけですよね。ですから、過去の歴史を紐解いても、好敵手だったからこそ言える言葉みたいなものが、ものすごく味わい深いものがあるんですね」と指摘する。 そして、「例えば小渕恵三さんが亡くなった時には、野党じゃなかったかもしれませんが、村山富市さんという社会党の方がやったり、あるいは自民党の鴻池祥肇さんという方が亡くなった時に、立憲の福山哲郎さんが演説したんですけど、正直物凄く感動しましたね。今回、安倍さんの追悼演説は誰がいいのかということで、あの歴史に残る党首討論をやった野田(佳彦)元総理がいいんじゃないかと声が上がってるんですね。私はあのやっぱり、もし自民党が懐が深い、保守政党ならそのぐらい懐の深さを見せてほしいと。お友達が褒めたたえているよりは、はるかに味がある演説になるんじゃないかと私は思いますね」とコメント。関口も「私もわかるような気がします」と話した。 この持論に、一部視聴者から「野田氏はない。党首討論でもコテンパンにされているし、肩を並べるような存在じゃない」「なんで今さら野田元総理を引っ張ってくるのか意味がわからない」「野田氏を推している人は一体誰なのか。情報ソースを明かしてほしい」など、疑問の声が上がる。 一方で、「立憲民主党の中で選ぶとしたら、安倍さんの悪口を声高に叫ばなかった野田氏がいいかもね」「消費税増税という庶民を苦しめる法案を通した野田氏とそれを実行した安倍氏だから、盟友かもね」という賛同も。また、「立憲民主党に追悼演説ができるのか」「追悼演説にまで明確な証拠もない疑惑をでっち上げられたらたまらない」「元総理の菅義偉さんか岸田(文雄)現総理でいい」という意見も上がっていた。
-
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分