安倍晋三
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芸能ニュース 2022年08月11日 10時00分
「テレビをわかってる」たけしが絶賛していた安倍元総理のメディア対応とユーモア
7月8日に銃撃され亡くなった安倍晋三元総理は、芸能界にも幅広い親交があった。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)を始め、バラエティ番組への出演も積極的に行っていた。その中で、ビートたけしとも共演を果たしている。 たけしは、2018年1月3日放送の『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(フジテレビ系)で共演した安倍氏を「頭がいい」と絶賛。たけしは番組収録後に、安倍氏を「堅苦しいことを言わずに、冗談を言って帰って行ったのは最高だったね。テレビをわかってる。テレビの使い方を知っている」と評価している。 >>怒りのあまり収録放棄の出演者も、たけしもドン引き『TVタックル』での激論バトルは過去にも<< 安倍氏はこの番組で、嫉妬した対象として、今年2月1日に亡くなった石原慎太郎氏の名前を挙げ、政治家のほかにも作家などマルチに活躍する自由で挑戦的な姿勢が自分にはできないと話していた。 たけしの安倍氏評価は、決して社交辞令ではない。安倍氏の死去後、辛坊治郎氏や、ニッポン放送の檜原麻希社長などが、安倍氏は事前の打ち合わせなしで生放送に挑み、質問表提出なども求められなかったと振り返っている。安倍氏は、その場で臨機応変に対応していたと言える。そうした点を含めても、たけしは安倍氏を「テレビをわかっている」と評したのだろう。たけしは政治家を評価することはあまり少ない印象だが、安倍氏は別格だったのかもしれない。 たけしと安倍氏はこの放送が初共演ではなく、2005年には『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に出演。この時の肩書は自民党幹事長代理であり、間もなく小泉純一郎内閣の官房長官に就任する。この時は最も総理大臣に近い男として扱われていたが、翌2006年には早くもその座に上り詰める。 だが、第一次安倍内閣は約1年で終了。2009年の総選挙では政権交代が起こり、自民党は野党へ下野してしまう。ただ、この時も安倍氏は麻生太郎氏とともに同番組に出演。ここでもユーモアを振りまいていた。たけしは安倍氏と要所要所で共演を果たし、その人柄をつぶさに眺め、センスの良さを感じ取っていたのかもしれない。
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社会 2022年08月10日 19時00分
世界で好評だった「安倍マリオ」発案者は森元総理? きっかけはまさかのダジャレか
安倍晋三元首相の来歴の中でインパクトがあったものといえば、2016年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた夏季オリンピックの閉会式で見せた「安倍マリオ」だろう。 閉会式には次大会の開催地へ引き継ぐ要素が入る。そこで、土管の中からスーパーマリオに扮した安倍氏が出現したのだ。東京を走り回ったバーチャルのマリオが、ドラえもんの力を借りて作られた土管の中に飛び込み、地球の裏側の会場に安倍マリオが出現する流れ。 この演出に、日本では戸惑いを覚えた視聴者もいたようだが、世界での評価はおおむね好評だった。閉会式ではドラえもんのほか、ハローキティ、キャプテン翼なども登場し、世界的な知名度のある日本のポピュラーカルチャーのアイコンが散りばめられていた。世界の人々になじみがある日本のイメージにうまく合致したのだろう。 >>絶大な人気を誇った歌手、元五輪選手も参加 旧統一教会の「合同結婚式」、その後の人生は<< 安倍氏は、2012年に第2次安倍政権をスタートさせると外交を積極的に行い世界での知名度を上げてきた。2014年にはアメリカの雑誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」に日本人で唯一、選ばれたことも。安倍氏の死去を受けて海外から追悼の声が相次いでいるのも納得の話だ。そうした人物が、ゲームのキャラクターに扮して現れたギャップに世界が沸いたと言える。のちの国際会議の場でも要人たちから「あれは良かった」と言われたと安倍氏自身が2021年7月の「読売新聞オンライン」のインタビューで述懐している。 この安倍マリオの発案者は誰であったかといえば、2020年東京大会の組織委員会の森喜朗会長(当時)だった。もともと開催地の「リオデジャネイロ」の略称である「リオ」と「マリオ」の響きが似ていることから、マリオを登場させるプランはあった。森氏はその役を「総理にお願いしよう」と提案し直接交渉する流れがあったという。遊び心にあふれる演出のきっかけが“ダジャレ”というのも興味深い。 これまでにない異例続きの型破りな演出がウケたのが安倍マリオだったと言えるだろう。
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社会 2022年07月29日 10時50分
安倍元総理襲撃事件、奈良県警の警備が手薄だった事情を暴露 ジャーナリストが明かした驚きの警備計画書とは
7月28日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、ジャーナリストの須田慎一郎氏がゲスト出演した。そこで8日に起こった安倍晋三元首相の銃撃死事件の裏側が語られた。 須田氏は事件当日に現場入りし、取材を行った。襲撃現場や容疑者の自宅も訪れたという。 >>“襲われるんじゃないか”圧の強い政治家に比べ、安倍元総理は素直な人柄 辛坊氏が共演エピソードを明かす<< さらに須田氏は、事件当日までに奈良県警では、別件の不祥事の対応に追われていたと裏事情を暴露した。須田氏は「今年の1月に、奈良西署で拳銃の弾が5発紛失した」と経緯を説明。窃盗容疑で捜査が始まり、同署の署員が容疑者として浮上。「徹底的に締め上げたらうつ病になっちゃった。そこで弁護士からクレームが付いた。その後、真相がわかって、2020年に古い弾と新しい弾を入れ替えた時に5発分少なく支給していた。最初から5発なかった」と説明。「数え間違い。冤罪ですよ」と真相を暴露していた。 この件に関して県警本部と奈良西署は、8日の午後に記者会見を予定しており、その準備に追われていた。須田氏は「(そんな時に)『明日、安倍さんが行くからよろしくね』と来たんだけど、『警備計画、そんな余裕ないぞ』と」と慌てた。そこで「でも、ちょっと前に茂木(敏充)幹事長が演説に来ていたから(警備計画を)『茂木幹事長』を『安倍元総理』に書き換えて、警備員の名前も書き換えて、当日の午前中に警備計画書が了承された」と裏事情を語った。これには辛坊氏も「いい加減なものですね」と呆れ気味だった。 安倍氏の奈良入りは急きょ決まったものだが、対応する奈良県警の側もトラブルを抱えており、二重の意味で準備が十分に出来なかった可能性を須田氏は指摘した形だ。 これには、ネット上で「こうして聞いていると起こるべくして起こった事件なのでは」「まさしく負の連鎖ってことなのかね」といった声が聞かれた。
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社会 2022年07月28日 10時25分
宗教団体を「政治の側が利用しようとしてきた」安倍元総理取材続けた記者、裏側を暴露
7月27日放送の『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に、元日本テレビ政治部記者の青山和弘氏がゲスト出演した。青山氏は、8日に銃撃され亡くなった安倍晋三元総理の取材を長年に渡って行ってきた人物。現在、繋がりが取り沙汰されている「政治と宗教」の裏側が明かされた。 青山氏は、宗教団体は「間違いなく自民党を中心とした、政治の側にあえて近付こうとしていましたし、政治の側が利用しようとしてきた」事実があったと語った。 >>安倍元首相の銃撃事件で露呈した、テレビ各局の宗教団体への“トラウマ”<< MCの大竹まことから「(近づいてくる人物のバックグラウンドを)あまり調べて来なかった?」と問われると、青山氏は「それはそれぞれの政治家がどうだったかという話。色んな人が選挙を手伝いに選挙事務所に来る。それは宗教団体のみならず、(労働)組合の人や団体の人が」と説明。青山氏は「政治家の先生に話を訊くと、『手伝いたい』と来る人を無下に断るのは難しい」現状があるという。 大竹から「でもそれは反社の人かどうかもわからない。調べなきゃいけないのでは」と問われると、青山氏は「調べなきゃいけなかったし、宗教団体と言っても色んな宗教がある。公安情報とか色んな情報をもとに、距離の置き方を考えていなかった。そこがやはり緩かったと言われても仕方がないかなと思いますね」とコメント。 現状の選挙では、応援を申し出て来る人に対して「来る者は拒まず」の状況があり、野放しにされていたのだろう。その分、宗教関係者が容易に入り込む余地もあったと言えそうだ。 さらに、青山氏は「私が(取材で訪れた)選挙事務所を見ていて、この人は旧統一教会なのか、この人が例えば何かの組合(員)なのかは、まあ見てわからない。それは雇う側である政治家がコントロールすべき問題だと思うんですね」と語っていた。 これには、ネット上で「距離を置くだけじゃなく、具体的な取り締まりも必要なのでは」「そもそも、選挙は大変だろうし、応援を申し出た人を細かく調査する時間もなさそう」といった声が聞かれた。
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社会 2022年07月27日 10時45分
金子恵美元議員「菅派になるんじゃ、という声あった」菅元総理起用の動きに過去のプランを明かす
7月26日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、安倍晋三元首相の銃撃死を受けて、菅義偉元首相こそが、安倍氏の改革の意思を継ぐ存在ではないかという声が高まっている話題が取り上げられた。これは世論のムードばかりではなく、自民党内でも菅氏を副総理に任命するプランなどが存在するという。 菅氏は無派閥であるため、岸田派を除くほかの自民党主要派閥で何かしらの動きがある可能性も取り沙汰されているようだ。 これを受け、元衆議院議員の金子恵美氏は「菅さんって発信とかプレゼンに課題があったけれど、政策自体はわかりやすい。もっと評価されていいよねという声は、もともとあったと私は思っている」とコメント。 >>“襲われるんじゃないか”圧の強い政治家に比べ、安倍元総理は素直な人柄 辛坊氏が共演エピソードを明かす<< 今回の動きには「安倍総理が亡くなられて、安倍さんと菅さんが二人三脚でやっていたイメージもあるので、菅さんにという思いもあるんだろうと思います」と背景を分析していた。 さらに、金子氏が議員時代に所属していた派閥の二階派にかつてあった動きとして、「一時期、二階派の一部の中では、菅さんと一緒になる、むしろ菅派になるんじゃないかという声もあった。菅さんをトップにするっていう」プランがあったと暴露。また、「(大物議員が)政界引退されたりとかで、重鎮の方いらっしゃらない中で、菅さんを(派閥のトップに)迎えるべきではという声もあった」とも話していた。 金子氏は政治の駆け引きとして「水面下での動きは当然ある」としながらも、現状としては「岸田政権がそこまで政権支持率が低くならなければ、表立っての動きはないんじゃないか。均衡を崩すようなことはまだないんじゃないかと私は思います」とも話していた。 これには、ネット上で「ほかにまともな政治家がいないってことなのでは」「菅さん自身もう一度トップにみたいな思いはないんじゃないかな」といった声が聞かれた。
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社会 2022年07月23日 10時00分
川柳が炎上の『朝日新聞』安倍元首相から「妨害愉快犯」「哀れですね」猛批判も
7月8日に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相を国葬にする動きに対し、『朝日新聞』(朝日新聞社)の「朝日川柳」が安倍氏を揶揄、皮肉るような内容を掲載し、炎上している。この内容に対し、同社OBの峯村健司氏が「もうやめましょう。安倍さんは生前、私にすら朝日新聞の悪口は言ったことはありません」と苦言を呈するなど、物議を醸している。 『朝日新聞』と安倍氏は思想的な立場を異にする存在。そのため、安倍氏からもたびたび批判を向けられてきた。 >>『朝日新聞』報道倫理違反だけじゃない、メディアを巡る安倍晋三元首相の疑惑はほかにも<< 2021年5月18日には、自衛隊の大規模接種センターの予約に関し、システムの欠陥を検証するために「朝日新聞出版AERAドット及び毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した」と実弟・岸信夫防衛相がツイッターで記したことに、安倍氏が「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目」と皮肉った。 同年4月には、東京都内で若手議員を前にした講演会の場で、「(『朝日新聞』の)捏造体質は変わらないようだ」などと発言。自身は常に批判を受けてきたが、それでも首相になったと若手議員を激励する意味合いもあったと見られる。 さらに2017年には、森友学園問題で「安倍晋三記念小学校」という校名を記した設立趣意書があると『朝日新聞』が報じたが、実際の校名は「開成小学校」だった。この件に関し、安倍氏は翌年の衆議院予算委員会で「裏取りをしない記事は記事とは言えない」と批判。また、フェイスブックの個人用アカウントでも、検証記事の内容が不十分であったことに「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」とコメントを寄せている。 こうして見ると、『朝日新聞』と安倍氏の対決姿勢は長い間存在してきており、“宿敵”と言える。それでも、今回の川柳の内容は行き過ぎたものであり、相手に対する敬意を欠いていると見なされても仕方がなさそうだ。記事内の引用について峯村健司氏のツイッターより https://twitter.com/kenji_minemura安倍晋三氏のツイッターより https://mobile.twitter.com/abeshinzo
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社会 2022年07月21日 17時00分
玉川徹氏、安倍元首相の国葬反対の国民は「一部じゃない」指摘するも疑問の声
21日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、9月27日の実施で調整されている安倍晋三元首相の国葬について報道。同局社員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が苦言を呈した。 この日、番組では安倍元首相の国葬が、皇族以外では55年ぶりとなることを紹介。戦後2例目の国葬となり、MCの羽鳥慎一アナウンサーは「国葬ということに関しては、一部の野党から疑問、反対の声が上がってる」と紹介した。 >>テレビの旧統一教会報道、高市早苗氏に忖度? ひろゆきが指摘「統一教会のイベントに祝電を送ってたり…」<< この話題について、話を振られた玉川氏は「安倍元総理っていうのもいまだに分かれてます、国の中でも」と持論を展開。安倍元首相の功績として「集団的自衛権の容認とアベノミクス」と挙げたものの、双方とも「評価がまだ定まらない」とした。 また、玉川氏は「先ほど『一部の野党が』と言う言葉がありましたけど、直近の世論調査、NHKの世論調査ですけど、国葬に対する(政府の)評価を聞いたところ、38%の人が『評価しない』と言っているんですね」と指摘。 さらに「38%は一部じゃないですよね」と言い、「国葬を決めるのは自民党政権ということになると、自民党の、自民党による、自民党のための、国葬という側面がないかという疑いを持ってしまう」と皮肉めいた苦言を呈していた。 しかし、NHKの世論調査では、「評価しない」が38%に対し、「評価する」が49%となっている。 玉川氏が「評価する」に触れなかったことに対し、ネット上からは「賛成が多数なのに」「評価するはスルーなんだ」「賛成の方が高いんですけど」「賛成のが多いのは無視なのか?」「印象操作と言われても仕方ない」といった厳しいツッコミが集まっていた。
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社会 2022年07月19日 10時20分
安倍チルドレン宮崎元議員「教団からお金を頂くことはまずない」キッパリ “宗教と政治”の実状明かす
7月18日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者に関する話題が取り上げられた。番組では、山上容疑者のものと見られるツイッターアカウントに書き込まれていた「母を信じたかった」といった言葉が紹介された。 この日の放送では、元衆議院議員の宮崎謙介氏が出演。宮崎氏は、2012年の衆議院議員選挙で妻の金子恵美氏らと共に初当選した安倍チルドレンの一人。そのため、「いろんな感情が入り乱れて、まだ正直整理がついていない状況」と現在の心境を語った。 >>梅沢富美男「座ってんだ。俺の席で」国会議員に新幹線のグリーン席を奪われた経験を明かす<< さらに、「宗教と政治」の関わりについては「そんなに密接に私のレベルで関わっている人はいない」と否定。「どっぷり信者に自分がなるとか、逆に教団からお金を頂くってことはまずないですし、妙に結びつけたりする風潮が、そこは違うと言っておきたい」と釘を刺した。これには、ネット上で「変な結びつきがあるわけもないのか」「これが現場のリアルな声なんだろうな」といった声が聞かれた。 また梅沢は、山上容疑者の母親が宗教団体に寄付を続けたことに、「幸せになるためにお母さんが寄付したんだ。ところが一つも幸せになっていない」とバッサリ。「そろそろお母さんも目覚ましたら」と呼びかけた。さらに、「俺は宗教大嫌いだから。そんな話はしたかないけど。宗教の話もしたかないけど」とも話していた。 梅沢は事件の背景にあるとされる宗教問題には同情を寄せつつも、「ただあいつのやったことは最低だ。山上は。安倍さん何が関係あるんだい。安倍さんを殺したらモノが大きいだけに、世の中の人が大騒ぎするだろうからて矛先を向けた。とんでもねえ野郎だ」と激しい怒りを示していた。 これには、ネット上で「梅沢さんの話、マジで深いな」「確かにどんな理由があろうと許されることじゃないと思う」といった声が聞かれた。
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社会 2022年07月18日 06時00分
海外の大物政治家殺傷事件・ハイチ大統領殺害から1年、全貌は謎のまま 治安悪化で現在も混乱続く
7月8日、安倍晋三元首相が演説中に銃で撃たれ死亡した事件は日本中に衝撃を与えた。世間からは「なぜ平和な日本で…」「日本でこんな事件が起こるなんて」という声も挙がっていたが、とある国では現職の大統領が殺害される事件が起きている。 約1年前の2021年7月7日、ハイチのジョブネル・モイーズ大統領が自宅に押し入った武装集団に銃殺される事件が起きた。元大統領はその場で死亡。襲撃時には妻も被弾しアメリカ・フロリダ州の病院に搬送されたが、一命を取り留めている。なお、事件当時は複数人のエリート警備隊が大統領宅を保護していたが、犯人らはそれらの警護をすり抜けた。 >>ヨーロッパの海外旅行、人気は日本からタイに 「日本への興味は薄れた」の声、理由は<< 捜査は混乱を極め、事件当日に当局は、実行犯は少なくとも26人いて、うち4人を殺害したと発表したが、翌8日には3人の犯人を殺害と発表。そしてコロンビア人15人とハイチ系アメリカ人2人が逮捕され、残りの犯人8人は逃走中と発表するなど情報が二転三転した。同8日には実行犯複数人が台湾大使館の敷地内に潜伏していることが発覚し、彼らが元大統領暗殺に関与していたかどうかは現在でも不明なものの、不法侵入の疑いで11人が逮捕されている。 海外ニュースサイト『Al Jazeera』や『rance 24』などは、実行犯の他にも、実行犯と連絡を取り合っていたとして、のちに元上院議員など40人以上が逮捕されたと2022年7月7日に報じている。しかし脅迫などを理由に判事が5人交代する事態となって、事件の裁判はいまだに開始できていないそうだ。また報道によると、アメリカは元大統領誘拐と殺害の計画をした実行犯として3人を2022年5月に起訴し、容疑者はアメリカに引き渡されたそうだ。一方、ハイチはトルコ政府に対し、暗殺に関与したとみられる犯人(一部報道では主導者とされている)の引き渡しを要求していたが、2022年7月、トルコはハイチ側の要求を却下した。こういった背景もあり事件からおよそ1年たつが、元大統領の暗殺の事件の全貌はいまだに明らかになっていない。 ハイチ国内は現在も混乱を極め、2021年に実施予定だった大統領選は無期限延期状態。今は事件前にモイーズ元大統領から首相に任命されたとして、アリエル・アンリ氏が大統領権限を継承している。現在は治安の悪化も懸念され、海外ニュースサイト『VOA News』によると、武装集団による暴力行為が急増しハイチでは1日に一般市民も含め約7人の誘拐が報告されているそうだ。2022年5月は200人以上の殺害と198人の誘拐が報告されたという。5月の誘拐の中には、3人の国連職員とその家族も含まれている。ハイチの人口は約1140万人だ。 また海外ニュースサイト『The New York Times』は、いまだに首都とその周辺の約1700の学校が閉鎖され、約50万人の子どもが教育を受けられない状況にあると報じている。海外に逃れようとする者も多く、2022年4月と5月の2カ月間で約1万6000人が国外に亡命したそうだ。ギャングの抗争は日常茶飯事で、道路に切り刻まれた死体が放置されていることもある。 要人の殺害は国内を不安や恐怖に陥れる。ハイチのような政治的不安が続いていた国では、国を立て直すことにも相当な苦労を強いられるようだ。記事内の引用について「Haiti: One year since president’s killing, where do things stand?」(Al Jazeera)よりhttps://www.aljazeera.com/news/2022/7/7/haiti-one-year-since-presidents-killing-where-do-things-stand「A year after Haiti’s president assassinated, investigation stalls amid political crisis」(France 24)よりhttps://www.france24.com/en/americas/20220707-a-year-after-haiti-s-president-assassinated-investigation-stalls-amid-political-crisis「Haiti's Struggle Worsened in Year Since Slaying of President」(VOA News)よりhttps://www.voanews.com/a/haiti-s-struggle-worsened-in-year-since-slaying-of-president/6650114.html「A Year Since a President’s Murder, Haitians Keep Waiting to Hit Rock Bottom」(The New York Times)よりhttps://www.nytimes.com/2022/07/06/world/americas/haiti-jovenel-moise-assassination.html
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社会 2022年07月17日 07時00分
安倍元首相批判で炎上のぜんじろう、過去にはホリエモンや東国原とトラブルも
お笑い芸人のぜんじろうが炎上している。安倍晋三元首相の銃殺事件を受けて7月13日に「善人ほど早死って言うから、安倍さんは不死身かと思ってましたが、、謹んでお悔やみ申し上げます」とツイートしたが、不謹慎といった批判が殺到。ツイートは削除された。 ぜんじろうは、90年代にはポスト明石家さんまとして売り出された芸人だが、1998年から活動の場をアメリカに移し、一人喋りのスタンダップコメディを始めた。アメリカのスタンダップコメディは差別ネタなどを含む社会派のジョークが多い。 >>「善人ほど早死って言うから安倍さんは不死身かと」ぜんじろうが安倍元総理を侮辱? 批判殺到で投稿削除<< ぜんじろうもそのスタイルを貫いていると言えるが、その分、数々のトラブルを引き起こしている。 ミュージシャンのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたものの、相方の石野卓球が謝罪しない姿勢を見せたことについて、元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫氏が2019年4月、『バイキング』(フジテレビ系)で「社会人として大丈夫か」と疑問を呈した。これにぜんじろうはツイッターで「正義面でこんなに叩いて商売してる番組を平気でやってるほうが“社会人として大丈夫なのか?”」とツイートした。 東国原氏はこの件がくすぶっていたのか、翌5月に元KAT-TUNの田口淳之介と女優の小嶺麗奈が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されると「今回はどうなんだろう?御自分の理念を声高に主張しないのかな?」と呼び掛けたが、ぜんじろうは反応しなかった。 ただ、2020年にアンジャッシュの渡部建の不倫騒動が発覚すると、ぜんじろうは同番組で謝罪会見を求めた東国原氏に「『さらし』が謝罪になるという発想。さすが厳しい芸能界を生き抜いてこられた方のお言葉。でも僕には難しすぎて意味が分かりませんけど(笑)」とツイートするなど水面下でバトルが続いている。 さらに2020年8月にぜんじろうは実業家のホリエモンこと堀江貴文氏ともトラブルに。堀江氏のロケット事業に約2億円の税金が投入されているとの記事を紹介し「年金デモを『税金泥棒』ってこき下ろしたり、安倍政権の肩を持つ発言を連発してるのは、なるほど、こういうことでしたか〜」と皮肉ツイート。これに堀江氏が「聞いたこともないタレントに誤解を元にディスられるというシュールな事例」と応じ、ラリーが続いた。 最も知られているのが2019年4月に爆笑問題・太田光との間に起こった「芸歴どちらが上か」論争だろう。まず太田が『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、ぜんじろうが自分を呼び捨てにしていたとラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)内で苦言。これにぜんじろうがツイッターで「日本の芸能界で、後輩の太田くんにサンジャポで『ぜんじろう』呼ばわりされて、ちょっとだけイラっとする不思議(笑)」と書き込み、太田がさらにラジオで反論する流れに。最終的には番組での直接対決も実現した。 何かと物議を醸してきたぜんじろうのツイッター。今回も所属する吉本興業に一部ネットユーザーが抗議のメールを送る流れもあるだけに、今後どういう展開をたどるかは気になるところだ。記事内の引用についてぜんじろうのツイッターより https://twitter.com/zenzenjiro東国原英夫氏のツイッターより https://twitter.com/higashi_kokuba堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp
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