橋下氏は安倍晋三元首相が、首相在任中に一度しか靖国神社に参拝できなかったと回顧録の内容を紹介。「首相や天皇が靖国参拝もできない国が、いざというときに自衛隊員や国民の命を犠牲にする指揮命令などしてはいけない」とツイートした。
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別ツイートでは「命を落とした兵士に尊崇の念を表すると口で言うだけの政治家たち、首相の立場ではない気楽な身分で靖国参拝して自己満足している政治家たち、もうそろそろ首相や天皇が靖国参拝できるような環境を命をかけて作れ」と続けた。
靖国神社にはA級戦犯が合祀されているため、首相を始め国会議員などの参拝に関しては、戦争を賛美しているといった批判が巻き起こる。橋下氏はそうした問題をクリアにし、首相や天皇が参拝できる環境を作るべきと主張した形だ。
これを受け、ネット上では「このツイートは支持します」といった共感の声が聞かれる一方で、「命かける場所間違ってない…?命懸けで参拝できる環境を作るより、そもそも死なないのがベスト」「橋下は明らかに間違ったことをよく言うのに、なぜこんなに傲岸不遜なのだろうか?」「気楽な身分で、適当ないい加減なツイートしてるだけ」といった声が聞かれた。橋下氏の「命をかけて作れ」といった強硬な主張に必ずしも賛同できないネットユーザーが多いようだ。
さらに、橋下氏は「首相や天皇が靖国参拝するためには、戦争指導者を祀る施設と兵士のそれを分けることが必要不可欠だ。宗教上の分祀か否かに踏み込まなくていい」といった主張も行ったが、こちらにも「他の神社を作って分祀しても、祭神が2つになる(分霊)だけ」「分祀を勘違いしないで」といったツッコミがなされた。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_