人気回転寿司チェーン「スシロー」で、来店した男性が、卓上のしょうゆボトルの注ぎ口や未使用の湯のみを舐めるなどの迷惑行為を映した動画が拡散。スシローは被害届を提出し、警察が捜査を進める事態となっている。
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そんな中で番組で紹介されたのが、 「スシローを救いたい」というハッシュタグとともに、スシローで飲食して応援する多くの投稿。こうした応援の声に感謝の気持ちを伝えたいと、スシローは、今日13日から17日まで全品10%オフを急きょ実施。また一方、警察は早ければ今月中にも迷惑行為を撮影した少年ら複数人を書類送検する方針だ。
だが、悪質な行為について、橋下氏は「刑事事件としても、他の罪と比べて厳罰にはなりにくいと思います。民事の損害賠償としてきちんとした額を請求すべき」と私見。続けて、「『他人の動画を消す』というのは表現の自由で難しいですけど、自分の動画が失敗したと思った時の取り消しもまた難しい」と見解。
その上で、同氏は「クーリングオフでも何でも、契約が失敗した時には契約取り消しできるように、自分の動画が『しまった!』と思ったら消せるような仕組みが必要だと思います」と主張し、「自己責任という面はあるかも分からないけど、1つのいたずら行為で一生を棒に振るというのは、制裁としてはキツ過ぎると思う」と吐露。
さらに、「その人に消すための費用面を負担させたとしても、動画を投稿した本人が『これ、まずいな』と思った時は、消せるような仕組みが、これからのデジタル社会では絶対必要だと思いますね」と話していた。
この意見に対しては、ネットでは反発が続々。例えば、「論点ズレてるし、誤解を招く(中略)『迷惑行為がバレるから消したい』を容認すると云うことになる」「やるだけやってヤバい、消そう!って消してチャラにするの?」「そんな事言ってたら、今回のスシローの件同様、好き勝手やって映して消す人とか増えないですかね? 」といった疑問が。
また、「証拠隠滅推進派なのか」という反論や、「自分で消してもどこかに残る」「消せないんだよ。それくらい怖いと教えるべきでは」「発言に気をつけるのと同じで、動画投稿もよく考えてからすべきってだけじゃないの橋下さん」という指摘も見られた。