番組はノーベル平和賞に選ばれ、ロシア国内で政権に批判的なジャーナリストのドミトリー・ムラトフ氏が、法律で「外国の代理人という扱いを受けている」と紹介。同氏がプーチン大統領に抗議した様子を放送した。
関口宏は「谷口さん、よくわからないところがあるんですよ、外国の代理人に指定されるということは、欧米のスパイ扱いみたいなものなんですか?」と谷口氏に意見を求める。
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すると、谷口氏は「欧米のスパイという扱いになるって言うことなんですけど、なんかこのニュースを拝見した時に、これ日本でも起こり得る話だなと思っていて。法律で指定されるかどうかっていうことは別としても、ジャーナリストの方とか報道機関が政府批判をした時にネットの世論とかで反日とか、その日本を売り渡すのかみたいなことを書く方とかも結構いらっしゃいますけれども」とコメントする。
関口が「ほう」と話すと、「やはりその権力に対して、きっちりとウォッチをしていくっていう役割がジャーナリズムっていうのには求められているという風に思いますので、やはりロシアの問題という風に受け取らないで、自分達の問題と受け取るのも大事かなという風に思いますね」と語った。
この発言に、「批判と悪口は違う。この番組は建設的な提案は何もない」「法的根拠のある批判ならまだしも、この番組に出ているジャーナリストは曖昧な記憶を根拠にした悪口レベルの政権批判ばかり。そういう発言に批判の声が出るのは、健全な社会だと思う」「上から目線で開き直っている。自らへの批判も真摯に向き合うべきだ」「ジャーナリストは特別な存在だと言わんばかり。傲慢」「反日批判だけをやり玉に挙げて批判するのは公平性に欠く」「ロシアと日本では話が全く違う」と怒りの声が相次ぐ。
ただし、番組のファンや政権に批判的な層からは「素晴らしい発言」「選挙に出てくれたら投票したい」という絶賛の声も上がっていた。