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円安でヨーロッパからの観光客も増える?「日本では常にセール状態」 円安動画がTikTokで人気

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 政府はコロナ禍で制限がかけられていた1日当たりの入国者数の上限を、10月11日から撤廃すると発表。さらに急速な円安進行もあり、今後、多くの観光客が日本に来ることが予想される。

 しばらく日本旅行の道が閉ざされていたヨーロッパでも、この円安の時に日本へ旅行に行きたいと考えている人は多いようだ。イタリアに住むイタリア人は「ヨーロッパ発のブランド品が、ヨーロッパよりも安く買えるという現象が起きている」と喜ぶ。ものにもよるが、財布は80ユーロ(約1万1200円)ほど安く手に入れられるといい、「今はブランド品を買うなら日本に旅行して日本で買いたい」と意気込む。

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 またドイツ在住ドイツ人は、「ドイツでラーメンを食べると円換算で2500円くらいするのに日本では1000円以下。少ない滞在費で充実した旅行になりそう」と胸を弾ませる。また別のドイツ人も食べ物や洋服がドイツより3割くらい安いイメージと明かし、「自分からしてみたら日本では常にセールをしている状態。ヨーロッパブランドの洋服が日本の方が安い場合もある」と強調した。ドイツでも小売店などで大規模な安売りが実施されるブラックフライデーが浸透しているが、円安による日本の物価の安さは「ブラックフライデーなんて目じゃない」そうだ。

 こういった円安に対する歓喜の声はInstagramやTikTokでも盛り上がりを見せる。円安による宿泊費の安さや、ヨーロッパだと15ユーロ(約2100円)するパスタランチが、日本では同じようなものが7ユーロ(約1000円)で食べられるという動画が紹介されている。また、中には住宅の価格をユーロに換算し「今なら東京で一戸建てが買えるかも」と驚きの動画をアップするクリエーターもいる。

 1カ月ほど前の入国緩和前にビザを取得して訪日したヨーロッパ在住者もいるが、その際も円安の影響は受けていたようだ。実際に訪日したとあるポーランド人は「日本でアップル製品のパソコンや日本製の電化製品を大量に購入した。日本製の電化製品はヨーロッパでも買えるが円安の効果もあって半額くらいの値段で買えた。パソコンはヨーロッパで購入するより300ユーロ(約4万2500円)ほど安かった。荷物の追加料金を支払ってもヨーロッパで買うより安くついた」と話す。ポーランドの物価は他のヨーロッパ諸国と比べると安いと言われているが、「ポーランドより日本の方が安いものも多かったし、少なくとも高いと感じるものはなかった」そうだ。数年前にも日本に旅行しているが「円安で価格が一気に下がって驚いた。当時は節約をしながら旅をしていたのに」と変化を語る。

 また同時期に訪日したフランス在住フランス人は「ユニクロの安さに驚いた」そうだ。フランスを含めヨーロッパでもユニクロの店舗は展開されているが「こっちで買うより半額以下だった」と言う。

 一方、一部のヨーロッパ在住者の間では日本がコロナの影響でしばらく入国を制限していたこともあり、日本で外国人が邪魔者扱いされないかと心配する声もある。こういった背景もありYouTubeでは日本人へ「外国人が日本へ来ることに対してどう思うか」という質問をし、英語字幕をつけて紹介している動画も多く上がっている。

 50万人近くのチャンネル登録者数がいるYouTuberの動画では、インタビューを受けた高齢者の日本人男性が“もう外国人観光客を受け入れてもいい”“国内にいると感じないけど海外からだと円安の影響で買い物もしやすいし、外国人は日本に来た方がいい”と話していて、「観光客にオープンなようで安心した」「もっと反対されていると思っていた」「パンデミックでかなわなかったけどもう旅行の準備はできた。再び国境が開かれると聞いて興奮している」「日本人は優しい。観光に行くなら日本のルールに従って楽しみたい」というような声が寄せられている。

 ヨーロッパでも円安が訪日に与える影響はかなり大きいようだ。日本で爆買いを計画しているヨーロッパ在住者も多い。これが今後の日本経済の活気に結びつけば日本にとってもいいことだろう。

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