第93回は、暢子(黒島結菜)は和彦(宮沢氷魚)の賛同も得て、とうとう自分の沖縄料理の店を出す物件を決めることに。一方、賢秀(竜星涼)は自分が参加した新たなビジネスについて、周囲の意見も聞いた末に、とうとう疑問を抱き、真相を確かめることに――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第93回では、賢秀が売り込みに訪れた房子(原田美枝子)から、そのビジネスがねずみ講だと指摘され、元締め会社であるジャイアントビタミン商事に。そこでようやくボスの黒岩(木村了)から話を聞いた賢秀は、自身のビジネスが犯罪まがいだと知り、「預けた金を返してください」と訴えるも、逆に違約金200万円を請求され、乱闘に。
そのまま賢秀は捕まってしまい、黒岩は良子(川口春奈)や暢子の元に「200万円大至急持ってきてもらえませんか? でないと、お宅のお兄さんが……」と電話。賢秀は「やめろ! 家族は巻き込むな!」「来るな!」と叫ぶも、暢子は開店資金を手に、黒岩の事務所へ。封筒に入ったお金を手渡してしまうという展開が描かれたが――。
「しかし、黒岩が良子や暢子の名前や電話番号を知り得たはずがなく、流出元はどう考えても賢秀。暢子が黒岩にお金を渡す際も『やめれ、俺なんかのために!』と叫び、“家族想いの兄”が演出されていましたが、ネット上からは『家族巻き込むなとか行ってる割に妹の名前や電話番号まで教えてる』『巻き込むなとか言って電話番号は教えた?』『完全に自分に酔ってる…』『来るなって言うくらいなら電話番号教えるな』というツッコミが殺到していました」(ドラマライター)
また、飛び出していった暢子には、上司からジャイアントビタミン商事が警察からマークされている会社だと知らされていた和彦(宮沢氷魚)も付いて行っていたが――。
「暢子が事務所に突入する前に、警察に通報するタイミングはあったはずですが、結局警察が来たのは暢子がお金を手渡してしまったあと。この和彦の行動にも、ネットからは『詐欺会社って分かってるんだから通報しろよ!』『なんで通報して警察来るまで待てないの?』『和彦がでくの棒過ぎる』という声が寄せられています」(同)
ヒロインだけでなく、周囲の人間のトンデモ行動も物議を醸している『ちむどんどん』。まだまだ波紋を広げそうだ。