第91回は、暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)は鶴見で新婚生活を始めていた。先日の披露宴で暢子は「沖縄料理の店を開く」と宣言し、みんなを驚かせたが、和彦を始め、房子(原田美枝子)も重子(鈴木保奈美)もみんな暢子を応援してくれる様子。特に房子は店を出す上での心得を叩き込もうとしているようで――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第90回で行われた披露宴で、突然独立して沖縄料理店を開くことを思いつき、招待客の前ですぐさま宣言した暢子。第91回では、独立に向けて物件の資料を集めてはあまゆで広げ、鶴見の人々とあれこれ考えたり、フォンターナでは房子から飲食店での独立に向けたアドバイスを遠まわしに受ける場面があった。
さらに、料理長の二ツ橋(高嶋政伸)からは「約束してください。独立しても週に一度は時間を作って、この店に顔を出し、オーナーの状況を報告すること」と言われ、暢子は「嬉しいです。独立してもうちはずっとフォンターナの一員でいたいと思ってましたから」と笑顔。周囲の人々に応援され、支えられての独立であることが描かれていたが、その直後のある場面が視聴者の間で物議を醸しているという。
問題となっているのは、物件探しに疲れた暢子が「たくさん見て疲れてしまった」と和彦に漏らすシーン。暢子は「物件探しもお金の計算も、頭では分かっていたけど、全部一人で背負うのがすごく……孤独を感じてしまって」と明かすシーンだった。
「しかし、探した物件も鶴見の人たちに見てもらったり、フォンターナでも散々独立に向けたアドバイスをもらっていた暢子。その直後に『孤独』という言葉を出したことに、ネット上からは『孤独の意味知ってる?』『めちゃくちゃ周りに協力してもらってるのに』『いい加減にしろ』『暴走&暴走で孤独を感じるって自分勝手すぎるでしょ』『手助けしてる周りに失礼』という大ブーイングが集まっていました。これまでも暢子の無神経さはたびたび描かれてきましたが、暢子の人間性が凝縮されたかのようなこのセリフに、視聴者もツッコミも入れざるを得なくなったようです」(ドラマライター)
全く“孤独”ではない暢子に、多くの視聴者がまたイライラしてしまったようだ。