第80回は、沖縄では良子(川口春奈)が自分のことをなかなか認めてくれない夫・石川(山田裕貴)の家族に、再び向かい合う決心をする。そんな良子の姿に石川も心を固めて、実家に乗り込むことに――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第80回では、これまで何週にも渡って描かれてきた良子の嫁ぎ先問題が一瞬で解決するという展開になり、視聴者を戸惑わせている。
再び石川家に向き合うため、自身で作った「御三味料理」を持参して石川家を訪れた良子。その前には、曾祖母・ウシが現れ、良子がまだ仕事をやめていないことを聞くと、驚いた顔を見せる。
一方、博夫は祖父たちの前で「僕はもう迷いません。良子を認めないなら、もう二度とこの家の敷居はまたがない覚悟です」と宣言。これを聞いたウシは「博夫の言う通りやさ。時代は変わる。先に逝く者が、後に残る者の未来を縛ってはいけない。博夫の嫁は間違ってない!」と博夫と良子を尊重するという展開に。
この言葉に祖父たちが戸惑っていると、ウシは「認めなかったら、明日から自分たちで自分のごはんを作れ。洗濯も掃除も全部やれ! 博夫の嫁を認めなさい!」と畳みかけ、石川の男たちはようやく良子を認め、一件落着となったが――。
「何週にも渡って同じ状況が描かれてきたにも関わらず、突然登場してきた石川のトップ・ウシの鶴の一声で問題はすっかり解決。その後は和気あいあいと皆で良子の作ったおいしくない御三味料理を食べ、全員が良子を気遣って『おいしい』と言ってあげるというシーンもありました。しかし、これにネット上からは『無理ある』『どんだけ都合いいんだよ』『新キャラの一言で解決するってばかばかしい』『なんでこれまでウシ出て来なかったの?』『アホくさ』といった呆れ声が噴出。あまりにも都合のいい急展開に、視聴者も呆然とするしかなかったようです」(ドラマライター)
また、その後はウシが「料理も家事も女だけでするのはもう古い。料理はうちなんかに任せなさい」と言う場面もあったが、このセリフにもツッコミが集まっているという。
「良子と言えば、再就職のため強行突破で実家に戻っており、家事や育児は歌子(上白石萌歌)任せ。『古い』も何も、そもそも家事をしていないという経緯があります。それだけに、ネット上からは『このセリフが全く生きてない』『言われなくても良子は家事してない』『良子の物語の本質にかすってすらいない』というツッコミが集まっていました」(同)
週の最終日のスピード解決に、多くの視聴者が戸惑いまくりだった。