箱入り娘が本命になりやすいのには、男性の狩猟本能が大きく関係している。と言うのも、男は獲物を手に入れるまでのハードルが高ければ高いほど燃え、得た時の喜びも倍増するからだ。
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そのハードルの一つが、厳しい家柄にある。箱入り娘は門限が厳しく、外泊なんてもってのほかという人が多い。箱入り娘が恋愛に不利だと思っているゆえんはここにあるのだろう。
確かに、いわゆるお泊まりデートができないことは、男性にとっては残念だ。今日は彼女を帰したくない!という日にもお預けを食らうことになる。しかし、晴れてお泊まりが許された日には、もう二度と離したくないと思い、「結婚」へ意識を向けるようになるというわけだ。
もう一つは、結婚の挨拶という大きな壁だ。厳しい家柄には、必ずと言っていいほど、結婚に前向きでない「父親」が登場する。突然、現れた男が本当に愛娘を幸せにしてやれるのか、父親はどうしても敵のような眼差しを向けてしまうものだ。
しかし、思いを伝えることで父親の信頼を得て、無事に愛する彼女との結婚の許可を勝ち取った暁には、例えようもない達成感と幸福感が待っている。そうやって苦労して一緒になれた彼女を、一生大事にしようと心に誓うことになるだろう。
箱入り娘は恋愛に不向きどころか、男の心を永遠に掴み続けるスーパー娘なのだ。今まで恋愛に臆病だった箱入り娘たちよ。家柄を前面に押し出して男を虜にしよう!
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Brady Hsu