男は2020年6月、東京都で会社を経営する男性に対し、「ヘリコプターを5億円で買って7億円で売れば2億の利益が出る」などと持ちかけ、2億5000万円をインターネットバンキングで振り込ませた。
その後、話に進展がないことを不審に思った会社経営者の男性が、2021年12月に警察に相談。捜査を進めた結果、警察は男の行為が詐欺であると判断し、27日に逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「だまし取ったわけではない」と容疑を否認しているとのこと。現在、警察が事実関係の裏付け捜査を進めている。男は詐欺を否定しているが、2億5000万円にも及ぶ大金を振り込ませておきながら約1年半進展なしでは、詐欺と判断されても致し方ないだろう。
>>「公園のごみ箱に50万入れろ」70代夫婦特殊詐欺の被害に、孫を装う電話に騙される<<
巨額の金が動いた今回の事件に、「2億5000万ってそもそもそんな金がどこにあるんだろう」「ヘリコプターって5億もするんだろうか。相場もわからないが、かなり高額に感じる」「単純に税金はどうするつもりだったのかと感じてしまう。だました方は、2億5000万を何に使っていたのだろう」とネットユーザーから驚きの声が上がる。
また、「こんな話に乗ってしまうのもどうかと思う」「明らかに詐欺くさい話に2億5000万円をポンと出す。一体何の会社を経営しているのか」などの感想も出ていた。