45歳鹿児島市職員、スポーツ店でゴルフ用品を盗み逮捕「はっきりと覚えていない」と供述

画像はイメージです

　鹿児島県鹿児島市のスポーツ店で、ゴルフ用品を盗んだとして27日、鹿児島市役所職員の45歳男が逮捕された。

　男は2021年9月11日、鹿児島市内のスポーツ店で、試し打ち用に置かれていたドライバーヘッド1個(2万5000円相当)を盗んだ疑いが持たれている。被害を受けた店側が被害届を提出し、警察が防犯カメラなどを確認。その結果、同市道路建設課で主査を務める45歳の男が捜査線に浮上。容疑が固まったとして、窃盗の疑いで逮捕した。

　>>50歳会社役員の男、8万円のコートを着たまま店外に出て万引き「後で払うつもりだった」と容疑否認<<

　警察の取り調べに対し、男は「盗んだと思うが、はっきりと覚えていない」とあいまいな供述をしている。被害店舗では窃盗事件がこのほかにも発生しており、警察は男の犯行である可能性もあると見て捜査を進めている。

　職員の逮捕を受けた鹿児島市は「勤務態度に問題はなかった」とし、「事実を確認のうえ厳正に対処したい」とコメントしている。民間企業の場合、懲戒解雇になる可能性が高いものと見られるが、公務員だけにどのような処分になるかは不明瞭な情勢だ。

　職員の行動に、「こういう犯罪って多い気がする。クラブハウス内のプロショップで試打グラブや用品を万引する人間を見たことがある」「さすが公務員。覚えていないと言い逃れをしてなんとか市に残る算段でしょうね」「上級国民なので、窃盗なんか頭を下げればいいと思っている。許せない」「まさに痴呆公務員。こういうのって、多いんだろうね」と怒りの声が上がる。

　また、「窃盗という事実だけで懲戒免職を明言するべきだ」「甘々で済まそうとしている」「公務員だから、減給や停職くらいにしかならないんだろうね」という指摘も出ていた。