2人は1997年のアテネ大会から13大会連続でメインキャスターを務め、織田が歌うテーマソング「All my treasures」はおなじみに。
今大会は現地には飛ばず、日本のスタジオからの参加となったが、男子100メートルでサニブラウン・ハキームが日本人初の決勝進出を果たした際、織田が号泣し話題に。
>>織田裕二、世界陸上からの“引き際”遅すぎた? 存在感が薄くなったワケ<<
今大会で最も驚いたシーンを聞かれた織田は、男子100メートルのレース前に、大会マスコットと子どもたちがトラックで競走した場面を挙げた。「これは負けたと思った。日本にこの発想がありますか……子どもたちは虜ですよね」と〝陸上愛〟をにじませた。
3年後には東京大会が開催されるが、「どんな大会になるか楽しみ」と期待を込め、「私事になりますが、25年間ありがとうございました。日本の陸上が、いや世界の陸上がいつまでも平和で続くことを願っています。楽しい25年をありがとうございました」と役目を終え、有終の美を飾った。
「そこまでメジャーではなかった『世界陸上』を広めた〝功労者〟の織田だけに、東京大会まではやらせてあげたかったが、経費削減のあおりを受けたようだ。かつては、ぶっ飛んだ言動で番組を盛り上げていたが、日本の陸連からのクレームで大人しくなったが、今大会で最後とあってかなり力が入っていたようだ」(TBS関係者)
大会8日目(日本時間23日)に行われた女子400メートルハードルの決勝では、アメリカのシドニー・マクラフリン選手が世界新記録で金メダルを獲得。
その際、織田はマクラフリン選手に対して「これ以上やることないですよ」とコメントし、さらには「結婚しました、新婚です。もう、すぐ子どもを産んじゃうんでしょうね」と大はしゃぎ。
中井アナが「どうなんでしょうかね。もう1回そのレースを見ることにいたしましょう」とやり過ごしたが、織田は「妄想が止まりません!」と続けた。
そのため、ネット上では《織田裕二アウトやろ》などと批判の声が挙がったが、この失言だけが残念だったようだ。