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香川照之「この夏、取りに行きたい虫がいる」プロデュースアニメの施設オープンで昆虫語る

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アダム、香川照之、ミア

 俳優の香川照之が15日、東京・世田谷区の二子玉川ライズで行われた「INSECT PARK(インセクトパーク)」オープニングイベントに登壇した。

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 同施設は、香川がプロデュースする自然教育アニメ「インセクトランド」の世界観を再現した屋内施設。昆虫の目線に立って、自然を学習することができる。香川は同施設に対して「子どもさんは小さいうちに、どういう形で自然と向き合うかが大切。ここで遊ぶことで、外界と接するいい機会になるのではないか。子どもたちの未来が地球を作る。子どもたちが将来どんな地球を作るかに貢献したい」と期待を寄せる。

 香川は「こういうインドアの施設は全国各地に色々あると思います。我々は昆虫の視点から、日本の四季や環境までを捉えようというコンセプトで、今回この施設をオープンしました。8月2日までの開催なので、ぜひうちに来ていただいて、お子様達はここで遊んで欲しいと思います」と呼びかける。

 会見では、香川が大好きだという昆虫話も数多く飛び出し、「全ての動物を同じ大きさにしたらアリが勝つと言われている」など香川の持論が次々に飛び出した。香川は「小さい頃は虫をよく取っていました。取れた虫より取れなかった虫の方が記憶に残っています。高いところに止まったセミとか」と述べ、「子どもの頃は取れない虫が多かったんです。今はなぜかその虫が下界に降りてきている。暑いんだなって。環境を元に戻したい」と環境の変化で、昆虫の生態系などに微妙な変化が起きていることにも言及する。

 今回のプロジェクトについても、「昆虫が好きだ、そこから始まったこと。そこから色々環境問題とか、その変化に気づくようになって、例えばいなかった昆虫がいるようになったり、いる昆虫がいなくなったり。それをなんとか絵本だとかそういうものに、環境問題も入れ込んでやっています」とコメント。虫への探究心は今も続いているようで、最後に「この夏、取りに行きたい虫がいるので、虫を取りに行きたい。夏は2か月くらいしかない。私たちの前に現れてくれるのは、6月、7月、8月。我々もその時に掻き入れないといけない」と今夏の昆虫採集にも意欲。注目する昆虫については「アオスジアゲハ」と答えていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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