問題となっているのは、女性芸人がさまざまな方法でダイエットする企画。お笑い芸人のさきぽんが4週間チャレンジすることになったのが、紙コップをお皿として使うダイエットだった。
番組によると、紙コップダイエットは韓国で大ブームになったダイエット方法とのこと。主食、おかず(タンパク質)、野菜を3つの紙コップの中に入れ、毎食それを食べるという。
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さらに、紙コップに入る量があまり多くならないため、自然と食事制限が可能。また、食べにくいため咀嚼回数が増え、満腹感を覚えやすいと紹介された。
さきぽんは途中から、鶏ひき肉とおから、寒天を混ぜて作った肉団子「ファイバーボール」というものもおかずとして食べ始め、最終的に4週間で5.7キロのダイエットに成功。ウエストもマイナス11センチとなった。
韓国では実際に2013年頃から、女性アイドルが紹介して話題になったというこの紙コップダイエット。しかし、『ヒルナンデス』では、これまでたびたびSDGsの取り組みなどについて特集。食品や製品の廃棄ロスを減らす取り組みについて取り上げていた。
それだけに、この特集にネット上からは「SDGs取り上げてた番組がすることか?」「ゴミ増えるじゃん」「SDGs期間終わったらなんでもありなの?」「ゴミの量増えますね?」「災害時でもないのに毎食紙コップ使い捨てるのはどうなの」という疑問の声が相次いで聞かれている。
また、ネットからは「洗える紙コップ使えばゴミ減らせそう」「洗えるコップがあることを紹介するべき」との指摘も。番組への不信の声が多く寄せられてしまっていた。