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『ちむどんどん』、主人公一家にウンザリ?「もうこの親子見たくない」の声 また金銭トラブル、励ましも理解できず

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竜星涼

 NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第44回が9日に放送された。

 第44回は、おでん屋の立て直しに苦戦する暢子(黒島結菜)が、賢秀(竜星涼)との会話から子どもの頃の出来事を思い出し、ようやく突破口を見つけ――というストーリーが描かれた。

 ​>>『ちむどんどん』、幼なじみまで“ポンコツ”キャラ?「ヘタレすぎて見てられない」落胆の声<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 自分勝手な言動から、すっかり嫌われヒロインとなっている暢子。その暢子以上に視聴者から嫌われているのが、危ういビジネスに手を出したり、家族に借金を押し付けたりなどしている兄の賢秀だ。 

 第43回では、賢秀が新たに手を出していた怪しいビジネス「紅茶豆腐」のCMを打つための費用15万円を母・優子(仲間由紀恵)に電話で無心。実家に帰っていた良子(川口春奈)が電話を奪い、「いい加減にして!」と怒鳴り、優子にも「お金を送ったらもっとニーニーをダメにする」と苦言を呈するという展開に。ネットからは「スッキリした」という声が聞かれていたが――。

 「第44回では案の定、ビジネスパートナーだったはずの我那覇(田久保宗稔)に金を持ち逃げされるという事態に。さらに、良子が断っていたはずの15万円を優子が送っていたことが判明しました。これまでにも同じことを繰り返してきた比嘉家。さすがの賢秀も『もう家族をやめる』『俺は疫病神』と落ち込んでいましたが、ネットからは『本当母ちゃんいい加減にしてくれ』『そんな金あるなら歌子を病院に連れて行って』『母ちゃんに恩返ししたいのに不器用なニーニー…ってなると思うの!?』『もうこの親子見たくない』という視聴者のうんざりの声が聞かれました」(ドラマライター)

 また、その後の暢子の対応にも疑問の声が集まっている。

 「落ち込む賢秀に対し、暢子がしたのは、幼少期に起きた兄妹喧嘩を振り返ったこと。父の賢三(大森南朋)が言った『喧嘩しても仲直りできるのが家族』と言う言葉を賢秀に思い出させ、その時に食べた料理『足てびち』を食べさせました。てびちを食べた賢秀は元気を取り戻し、『必ず星をつかんでやるぜ!』と再び旅に出たという描写が描かれましたが、兄に反省もさせず、責めもせず、ただ励ましただけの暢子の行動は視聴者には理解できず。ネットからは『家族全員おかしい』『家族の絆の話なのに全然いい話に聞こえない』『励ますところじゃないだろ』という声が聞かれました」(同)

 どんどん視聴者には理解できないストーリーになっていっているようだ。

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