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NHK党、“中国スパイ疑惑”立候補者の公認取り消し 立花党首「思うようなことがあったのは事実」

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NHK党・立花孝志党首

 NHK党が、次期参議院選挙で全国比例で立候補する予定だった、会社経営者の原田優美氏の公認を取り消したことを発表した。

 NHK党は27日に記者会見を開き、原田氏の公認を発表。原田氏は華人で、中国で生まれ育ち、2005年に日本国籍を取得している。

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 しかし発表後、ネット上からは原田氏が中国共産党と深いつながりがあるのではないかと噂に。かつて中国メディアから受けたインタビュー内で「自分は中国人だ」と何度も話していたことなど、さまざまな情報が飛び交う事態に。中国共産党と深いつながりのある「スパイ」なのではないかという憶測が流れていた。

 この騒動を受け、党首の立花孝志氏は30日に動画を投稿し、原田氏の公認取り消しを発表。「中国のスパイなんじゃないかって思うようなことがあったのは事実」としつつ、一方では「もちろん、原田さんがスパイであることを断定するものではない」と明かした。

 立花氏によると、原田氏はもともと、維新の会の衆議院議員の秘書で元民主党の代議士から紹介を受けたとのこと。帰化して10年経ったこと、原田氏が「中国共産党のやってることがけしからん、それを中国から帰化した人間として正したい」という想いを聞けたことから公認を決めたものの、発表後にネット上で問題となった噂が浮上することに。

 立花氏や黒川敦彦NHK党幹事長は、この噂について原田氏と連絡を取ろうとしたものの、なかなか連絡が取れず。現実的には「スパイの可能性は低い」としつつも、ネット上で騒動になっているにも関わらず、連絡が取れない状況にあったことから公認取り消しを決めたとのことだった。

 これに原田氏は30日に自身のツイッターで、「黒川幹事長より、『中国共産党が好きか嫌いか』といったご質問をいただきました」と黒川幹事長から受けた質問を明かしつつ、その答えとして「大前提として、好きか嫌いかで政治をするものではないと考えます」「まず、中国国籍でなければ中国共産党員になれません。なにより、私は一度として党員になった事実はございません」とツイートしている。

記事内の引用について
立花孝志公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC80FWuvIAtY-TRtYuDocfUw
原田優美公式ツイッターより https://twitter.com/_haradayumi_

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