メインイベントでは、朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイと、林下詩美&上谷沙弥&レディ・Cのクイーンズクエストが激突。5.28東京・大田区総合体育館大会で、上谷が保持している“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム選手権試合に挑戦するシンデレラ・トーナメント覇者のMIRAIにとっては、前哨戦となる。
試合は、朱里と詩美のライバル対決も見ごたえがあったが、最後はMIRAIが上谷に見せつけるかのように、ミラマーレショックをレディに決めて3カウントを奪取。この日の前哨戦はMIRAIに軍配が上がった。
試合後、MIRAIは「上谷沙弥、このMIRAIが5月28日、大田区総合体育館でこの勢いのまま!その白いベルトいただきます」とベルト奪取宣言。これを聞いた上谷は「やっとエンジンかかってきたみたいだね。この白いベルトの重み、全力で教えてやるから潰しに来いよ!」と受けて立つ構え。
MIRAIは「上谷沙弥が全力で来るなら、自分は全力魂で挑ませていただきますよ!またここ長野に帰って来る時は、チャンピオンになって帰って来るのでみなさん待っていてください」とファンにチャンピオンになって再び戻って来ることを約束。
バックステージでも「今日、自分は前哨戦、上谷沙弥がどんな風に出て来るのかと思ってたんですけど、どうですか、上谷沙弥。秒殺、できそうですか?まあ、自分がなめられるのも悪いとは思うんですけど、上谷沙弥、次に防衛戦したい相手?闘いたい相手?そこに絡んでいっているみたいですけど、タイトルマッチ控えてるのに大丈夫ですか?5.28大田区のお客さんたち無視しちゃって、大丈夫なんですか?」とMIRAIは、5.28の先を見据えている上谷に隙があると見ているようだ。
「自分は目の前のこと一つひとつに集中しながら、上谷沙弥のその白いベルト、しっかり取って、そして新しい世界に魂込めて!白いベルト連れて行きます」というMIRAI。一方の上谷は「言っておくけど、ワンダーのベルトは遠いよ!まずさあ、違う人の影とか、呪いとか、もううんざりなんだよね。聞き飽きた。5回今まで防衛してきて、何見てきた?」と前王者である中野たむを意識しているのは事実だったが、この日の前哨戦で、かなり火がついた様子。
5.28大田区決戦が楽しみになって来た。
◆スターダム◆
『上田大会』
2022年5月21日
長野・上田創造館
観衆 231人(コロナ対策限定人数)
▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)
朱里&○MIRAI&壮麗亜美(18分34秒 片エビ固め)林下詩美&上谷沙弥&レディ・C●
※ミラマーレショック
(どら増田/写真・ブシロードファイト)