「伊勢丹・大丸 大手2社デパ地下SP」と題し、有名デパ地下のグルメ情報を特集した。後半には、大丸東京店のデパ地下に存在する厨房へ特別な許可を得て潜入。レポーターのギャル曽根と共に大丸のデパ地下の秘密を探るロケを行った。
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実は、大丸の地下には各店舗ごとに無数の厨房があり、多くの店舗は出来立ての商品を提供するために、ほとんどの調理をこの地下厨房で行っているという。だが、ここで行われたギャル曽根のレポートに対し、ネットでは非難の声が相次いだ。
ギャル曽根とスタッフが最初に訪れたのは、創業70年超えのうなぎの老舗の厨房。この店も大丸の地下厨房で活きの良いうなぎを一つ一つさばいており、さばかれたうなぎは売り場で焼き、出来立てを提供しているという。食欲を掻き立てらてたギャル曽根は「出来立てのうなぎを頂いてもいいですか?」と店員にお盆を渡すと、店員は「2個くらいでいいですか?」と聞き返すが、ギャル曽根は「いえ4個お願いします」と4つのかば焼きを手に入れる事に成功。そのまま串付きで丸かじり。さらに、ご飯を追加してうな丼にし、4つのかば焼きを完食した。
その豪快な高級うなぎの食べっぷりに、スタジオにいた林修らは「これだけで計1万円超えてるだろ」「うなぎの食べ方よ」といった声が相次いだほか、ネットでも「ちょっと図々しいような」「高級なうなぎを丸かじりしないで」「4つのうな丼はさすがに下品に見える」といった非難の声が相次いだ。
また、他に紹介された店の厨房も、ギャル曽根が訪れると、彼女の胃袋に合わせた特別仕様のデカ盛商品が提供されたのだが、これらはあくまでギャル曽根専用メニューであり、当然一般客は食べられないため、「これは大食い番組じゃないぞ」「他の客が食べられない特別バージョンって意味あるの?」「さすがに図々しいだろ」といった声も相次いでいた。
ギャル曽根は「食べ方の綺麗さ」を武器に、大食いタレントとしてはトップの人気を誇っているタレントだが、今回の『ニッポンドリル』のテーマはあくまで「デパ地下グルメ」で大食いがテーマではない。ギャル曽根としては自分の個性も出しつつ、大丸東京店の宣伝も……と考えて考案されたのが「ギャル曽根専用メニュー」だったのかもしれないが、一般客が食べられないメニューはあまり意味がなく、今回の企画に関してはギャル曽根の起用はキャスティングミスだったのではないだろうか?