問題となっているのは、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんによる「みやぞんが行くジャパンツアー」での一幕。まず、みやぞんは富山県を訪れ、ホタルイカの身投げの鑑賞と漁に挑戦した。
ホタルイカの身投げは、深海から浅瀬に産卵に来たホタルイカが青白く光って見える現象。新月前後に見えることが多いという。そこで、条件の重なった夜にみやぞんらロケ隊が海岸に行ってみると、そこにいたのは網を持った大量の人。番組ではその人たちについて、「海岸に集まったホタルイカをすくい、獲れたてをその場で味わう」とその行動を紹介した。
>>『イッテQ』宮川大輔の非常識すぎる行動に「コロナ禍であり得ない」ドン引きの声集まる<<
だが、結局その日も次の日もホタルイカを鑑賞することはできず。その次の日には服や道具を揃え、みやぞんもホタルイカを獲って食べることに挑戦しようとしたものの、ホタルイカは1匹もいないという状態に。鑑賞も捕獲も失敗となっていた。
しかし、ホタルイカには寄生虫がいることもあり、感染すると嘔吐や腹痛、皮膚疾患のほか、腸閉塞を引き起こす場合があるという。番組ではその危険性に触れず、あたかも獲ったその場でホタルイカを食べることができるかのような紹介をしていた。
そのため、ネット上からは「ホタルイカの生食は危なすぎる!」「絶対ダメでしょ」「こういう危険な情報を流布するのはやめて」「テレビの真似する人とか出そう」「生食する場合は冷凍しないとダメ」という声が集まっていた。
幸い、番組では生食するシーンはなかったものの、誤解を与えるVTRとなっていたようだ。