「路線バスで鬼ごっこ」は普段の「バス旅」とは異なり、太川陽介率いる太川チームとEXILE松本利夫の松本チームに分かれ、「鬼ごっこ」をしつつ指定された目的地へ先にゴールするという、これまでとは全く違う新企画となっていた。
これまで様々な『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』、『ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』を制してきた太川も、「鬼ごっこ」という新ルールに悪戦苦闘。だが、「バス旅のプロ」と呼ばれる太川だけに、今回も「負けられない」と思ったのか、様々な手口を使って勝利への糸口を見出していたのだが、その手段には、放送中に視聴者から「あまりに大人げない」といった批判の声が相次いでいた。
例えば、市民公園でミニサイズのだるまを探すミッション(クリアするとタクシー代金をゲットできる)では、太川は公園でロケを見学していた子どもたちに「君たち!おじさん達(番組スタッフ)がだるまを隠してるの見てなかったかい?」と聞くなど、ルール破りな姑息な手口を使いクリアするなど、やりたい放題。
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さらに、太川は松本チームをわざと混乱させるため、「(最後の切り札である)タクシーを使った」という偽の情報を流し、スタッフにも「タクシー使ったという体にしておけよ!」と指示を出して松本チームを騙したほか、カラオケで「得意な曲を歌いカラオケで90点以上獲得する」というミッションでは、カラオケの最中で鬼役の松本チームに捕まってしまい、「あいつらヒドイな」とこれまでテレビでは見せたことがない本気の怒り顔を見せていた。
この展開に、「太川さんの老害っぷりがひどい」「出し抜かれたからってマジギレするのはよくない」「勝ちたいのはわかるけど嘘はよくない」といった声も多く投稿された。
太川の異様なほどの「負けず嫌い」は、『バス旅』の見どころの一つではあるが、どこかでセーブをかけないと視聴者のモヤモヤだけが残る結果になりそうだ……。