この日放送された『旅バラ』は、静岡県・三保の松原から山梨県・清里まで、富士山を眺めるバス旅へ。
一行はバスの行先について、山梨県の精進湖から河口湖へ迂回し甲府へ目指す安全の高いルート、および精進湖から上九の湯を経由し甲府を目指す最短ルートの2つのパターンを発見。一行は最短ルートを発見した太川陽介の意見を尊重し、観光案内所のありそうな精進湖でバスを降りたが、残念ながら観光案内所はなく、さらにタクシーは通っておらず40分の足止めを食らう事に。
かねてから太川の提案したルートに懐疑的だった宇垣は「本当にここで降りていいんですね」と太川に念を押していたが、強行したことで足止めになり、また終着が甲府駅ではなく南甲府駅だった太川の確認ミスも重なり、宇垣は「これだったら河口湖へ向かった方が早かったかもしれない」「言うたで!という気持ちはある」と和やかなムードから一転、ピリピリモードに。
さらに、甲府駅に着いても太川から地図を奪い、何かと口を出してくる宇垣に対し、「君ちょっと待って!」「君は待ちなさい!」と声を荒げるシーンも放送された。
こんな展開でピリついたモードに、ネットでは宇垣および太川に対し、「宇垣がグイグイ来てうざい」「年上の太川さんに対して失礼ではないか」という意見が相次いだ一方、宇垣を擁護する声も少なくなかったようで、「年下のゲストに軽くキレている太川さんが大人げないと思った」「むしろ物怖じしない宇垣さんに好感を持てた」といった声も多かったという。
宇垣は今年4月より、TBSを離れオスカープロモーションへ所属。以来、さまざまなバラエティ番組へ出演を重ねているが、先輩タレントへのタメ口や慣れ慣れしい態度が災いし、近年では「嫌いな女性タレント」として名前が挙がることも多い。
今回もそんな宇垣の本領が発揮された形ではあるが、お互い譲らない性格の太川と宇垣は、「バス旅」ではまさに水と油の関係に近く、「見ごたえがあった」「ここ最近のバス旅ではナンバーワンの面白さだった」と言った声も少なくなかったという。
かつてはアラフォーやアラフィフなど、太川と年齢の近いタレントがマドンナとして抜擢されることの多かったバス旅だが、『旅バラ』になってからは松井珠理奈や生駒里奈など、太川と親子ほどの年齢差のある女性タレントのキャスティングが目立ち物議を醸していたが、今回の宇垣美里のキャスティングは「大成功」と思われ、今後の再登板もあり得る話かもしれない。