ローソンでは最近、主力商品であるサンドイッチの売り上げが伸び悩んでいるといい『つぶれない店』のスタッフに「斬新なアイデアの新商品を求めたい」と相談した。
番組スタッフは近年、料理研究家としても活躍している馬場に白羽の矢を立てた。馬場プロデュースのサンドイッチを作り、ローソンで販売されるまでをカメラが追った。
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馬場は開発部との打ち合わせの後、すぐに試作品の製作に着手。馬場は数日間かけ「他社を圧倒するサンドイッチ」として、ローストビーフとポテトサラダを使ったサンドイッチを完成させ開発部のもとに持参した。
だが、馬場の作ったサンドイッチを見たローソン開発部は難色を示し「このままだと商品化は難しい」とまさかのダメ出しを馬場にぶつけた。
ローソンの開発部員いわく、馬場の作ったサンドイッチは、じゃがいもをふかし、ベーコンを燻製するなど56工程が必要。しかし、ローソンの製造ラインにのせるには半分の20工程以下にしないと商品化できないという。
馬場は「手間と工程数を減らすのはやったことがない」「自分は時間と手間をかけてナンボの世界でやってきた」と自信がないことを伝え、工程を見直すことに。
だがその後も馬場がこだわっていた、隠し味に使う「ぬか漬け」が酵母菌の問題から工場に持ち込めないことも発覚。燻製液を使ったベーコンは馬場の理想に遠い味であることなど問題が出てしまい、開発は一時中断されることになった。
気持ちが完全に折れてしまい、キッチンに立とうとしない馬場に番組スタッフは「何も作らない馬場さんを撮っていてもしょうがない」と伝えた。すると馬場は「じゃあ撮らなきゃいいじゃん」と逆ギレした様子を見せた。
その後、馬場は考えを改めローソン側の提案をのみ、なんとかサンドイッチを完成させたのだが、ネットユーザーは番組スタッフ側の「意地悪な演出」を非難していた。
馬場が試作した時点で、工程数に制限があることや隠し味のぬか漬けが使用できないことなどは説明されておらず、苦労して試作品を完成させた後にダメ出しをされる展開となっていた。ネットでは「工程数のこととか事前に伝えないの?」「これは伝達ミスじゃないの?」「それは馬場さんもキレると思う」と、番組スタッフやローソン開発部の説明不足を指摘する声が相次いだ。
また、「自分は時間と手間をかけてナンボ」という発言通り、馬場はプロの料理人ではなく、あくまで自宅キッチンでできる趣味の家庭料理が専門だ。「今回のような大手コンビニとのコラボ企画には不向きなのでは?」と、キャスティングミスだとする声も相次いでいた。
馬場は一生懸命に商品開発に取り組んでいたが、「ピンチ描写」のためにワザと苦しめられたような形になっており、馬場には同情的な声が相次いだようだ。