問題となっているのは、北京五輪の女子クロスカントリー・フリーで銅メダリストに輝いたアメリカ代表のジェシー・ディギンス選手についての「ニューヨークタイムズ」の記事。
ニューヨークタイムズは「肩や太ももがゴツい女性が多いクロスカントリースキーの中で、ディギンズ選手はレーススーツを着ているとまるで妖精のように見える」とレポート。女性アスリートへの「ゴツい(massive)」という表現がスポーツ界内外から多数の批判を集めた。
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番組では、坂上がこの騒動の問題点について「女性のアスリートの記事に対して書いてるのが男性(記者)ですよね、っていう」と問題を独自に解釈。その上で、「でも、本来だったら女性であろうが男性だろうが関係ないんじゃないですか? この記事を女性が書いてたらどうなるんだろう」と疑問を呈した。
これに対し、出演していたタレントのアンミカが「言葉狩りが加速するのは嫌だけれども、アスリートがいろんな体格の差がありながらも同じ土俵で同じ結果を競っていることが認められてほしいという境目を、みなさんこれから気を付けながら表現しなければいけないって時代に入ったってことは分かりますよね?」と諭すように話しかけると、坂上は苦虫を噛み潰したような顔に。
坂上は「じゃあ、そういったアスリートの方々がバラエティ番組に出てきた時はどうなるの? それはルールが変わるの? バラエティだよ?」とまくし立て、「バラエティ番組で『私のことを100%私の思う通りにリスペクトしてくださるなら』って注文つけられたらどうする? イジりようがなくなってくるじゃない!」と持論を展開していた。
この一連の坂上の発言に、ネット上からは「テレビならイジっていいという考えがおかしい」「見た目イジリなんてもう誰も求めてない」「書いた側の性別なんて誰も気にしてない」「発言ズレすぎ」「表現に傷つくことに男女差なんてない」といった批判的な声が多く集まっていた。