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巨人・重信、異例のYouTube開始が物議「優先順位が違う」 クビ候補からの逆襲に不安? セカンドキャリアへの布石説も

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画像はイメージです

 2016年のプロ入りから巨人でプレーし、昨季までに「398試合・.241・7本・45打点」といった通算成績を残しているプロ7年目・28歳の重信慎之介。2月28日に自身の公式YouTubeに動画を初投稿したことがネット上で話題となっている。

 今年1月5日にチャンネルを開設していた重信は、2月28日に1本目の動画を投稿しYouTube活動をスタートすることを報告。動画内では具体名は挙げなかったが、ある“超大物”から「シゲちゃん、今やってる車いじりとかYouTubeで発信していった方がいいよ」と勧められたことがきっかけになったという。

 重信は続けて「僕が普段している車いじりだったりDIYだったり、(あとは)やっぱりYouTubeをやるのでコラボだったり。大物ゲストと出演したいなとか思ってます」と、今後は趣味の車いじり、DIYについての動画を投稿していくと説明。また、前述の“超大物”とのコラボ動画を近日中に公開することも予告した。

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 球界ではYouTube活動をするOBは多数存在する。ただ、現役で活動を行っているのは楽天・田中将大や巨人・高梨雄平など数名しかいないため、重信のYouTube活動スタートは異例の取り組みといえる。

 YouTube動画を初投稿した重信に対し、ネット上には「現役選手がYouTube、しかも野球に関係無い動画投稿するってかなり珍しいな」、「きっかけ作った超大物が誰なのかも気になるな」と驚きの声が寄せられた。一方、「首が危うい状況でそんなことしてる暇あるのか? どう考えても優先順位が違うだろ」、「そもそも巨人って原(辰徳)監督がSNS禁止令出してなかったっけ」といった苦言も多数みられた。

 重信は2015年ドラフト2位と高評価を受けて巨人入りした外野手だが、翌2016年から昨季までは控えが主でレギュラーはつかめず。また、今春キャンプでも特に目立ったアピールはできず、2月25日のキャンプ最終日まで二・三軍で過ごしている。これまでの実績・年齢を考えると、今季の結果次第では戦力外の可能性もあり得る立場なだけに、今は本業の野球に集中した方がいいとする意見は少なくないようだ。

 「巨人は2018年6月に一部選手が知人との飲食中に裸になった動画をSNSに投稿し問題になったこともあってか、2019年1月に原監督が『俺ね、有名人たちがSNSとかで自分で話すじゃない? あれダメだと思うね』、『ジャイアンツの選手もやっちゃいかんですよね?』と選手のSNS利用に否定的な見解を表明。この発言が“SNS禁止令”として当時大きく報じられたことから、重信のYouTube活動は監督ルールに抵触するのではという心配の声も散見されます。ただ、こちらに関しては重信や高梨が動画を投稿できていることや、原監督自身も球団公式インスタグラムの生配信に過去何度か登場するなど積極的な姿勢を見せていることから問題はないと思われますが…」(野球ライター)

 一部からは「もうプロ人生の上がり目は無いと考えて、セカンドキャリアをにらんで動画投稿を始めたのでは」という見方もされている重信。今後は動画の内容はもちろん、グラウンドでどのような結果を残せるかにも注目が集まりそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
重信慎之介の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCpI7xiq_IBB7dXH9uO6PfAg

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