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事案が発生したのは22日午後。米子市教育委員会の職員が、2022年1月3日に開催される成人式に参加する成人のうち、PCR検査を受ける118人と新型コロナウイルスのワクチン接種者639人にメールを一斉創始した。
その際、送信者のみ他人のメールアドレスが参照でき、受信者は確認できないブラインドカーボンコピー(BCC)ではなく、宛先(To)に対象者のメールアドレスを入れて送信。受信者全員が他人のメールアドレスを確認できる状態となった。
本来、メール送信は複数での確認が必要となっていたが、担当した生活学習課の職員は確認を怠り、送信してしまった。その後、状態を見た受信者から申告があり、事態が発覚。教育委員会が受信者全員に謝罪し、削除を依頼した。現状、悪用などの報告はない模様だが、一度メールアドレスが確認できる状態で送信されてしまったメールを回収することは不可能である。教育委員会は再発防止に向け、送信前に複数職員で確認するなどの対策を講じていく方針だ。
情報と危機管理意識が低いと言わざるを得ない行動に、「まさに役所仕事。市民の安全や情報を屁とも思っていない」「今どきこんなことを起こすなんて。インターネット黎明期の話だよね」「一般企業ならこういうことはビジネスマナーとして教えるんじゃない? ひどいよね」と呆れの声が上がる。
また、教育委員会についても「結局、守られていなかった複数職員での確認を徹底するだけ。事態に真剣に向き合ってない」「絶対にまた同じことを繰り返してしまうと思う」という怒りも。ただし、「ちょっとしたミス」「悪気はないだろうし、そこまで怒らなくても…」などと擁護や同情の声も出ていた。