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「感謝の気持ちを示すつもり」県職員、女性部下にセクハラを繰り返し戒告処分

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画像はイメージです

 長野県環境部に勤務する課長クラスの男性職員が、部下の女性にセクハラをしたとして、戒告処分を受けたことが判明。その行動と処分の甘さにドン引きの声が上がっている。

 ​>>佐賀県男性職員、女性職員に「キスをしよう」抱きつくなどセクハラ三昧で停職1カ月<<​​​

 この職員は今年春、部下の女性職員に対し、腕や指を複数回触るセクハラを行う。女性職員が別の上司に相談し、事態が発覚。県はセクハラを認定し、戒告処分とした。県の調べに対して、職員は「感謝の気持ちを示すつもりだった」と釈明しているとのこと。県は今後、外部講師による研修を行うなどして、再発防止に努めると発表している。

 公務員のセクハラ事件は相次いでいる。今月22日には、千葉県流山市の市民税課長の55歳男性が女性職員の身体を触る、私的なメールを何度も送りつけるなどの行為が発覚して、停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職した。また、上旬にも佐賀県庁に国から派遣された男性職員が女性職員に対し、「キスをしよう」と声をかけたほか、ホテルに誘う、抱きつくなどの行為を重ね、停職1か月の処分を受けた。こちらは、処分後も勤務を続けていく模様だ。

 相次いで発生する公務員のセクハラ事件に、「公務員はエラくなるとセクハラをし放題。適当に謝っておけば、停職程度で済むセクハラ天国だね」「本当に良い身分だし、国も甘々。娘は絶対に公務員にさせたくない」「女性にとっては最悪の職場。上司が立場を利用してセクハラをしてくるのだから」と怒りの声が上がる。

 また、女性公務員と思われるネットユーザーからは「県庁はセクハラ容認。酷すぎる」「女性が働きづらい環境、なんとかしてほしい」などの指摘も出ていた。

 セクハラし放題との声も出ている都道府県職員。行為発覚と、形式的な懲戒処分でその後お咎めなしの現状は、女性が安心して働くことができる環境とは程遠い。

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