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「かごめかごめ」の裏で少女を暴行!恐ろしいいじめの実態【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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 日本を代表する童謡「かごめかごめ」「はないちもんめ」。親しみやすいこれらの曲を子ども時代に歌っていた人は非常に多いだろう。

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 そんな「かごめかごめ」が恐ろしい「いじめ」に使われた事件が報じられたのは1985(昭和60)年のことだ。

 東京都内の中学校に通う女性生徒が大量補導される事件があった。度重なる暴行や窃盗などが理由で、その手口があまりに悪質だとして、警視庁の少年一課が動き出した、というわけだ。

 事の発端は、この年の夏に女子生徒A子が共学校に引っ越してきたことから始まった。
 思春期の中学生にとって、転校生という存在は一時的にクラスの注目を集めるものであり、A子も例外ではなかった。一方、チヤホヤされるA子を「生意気」と煙たがる生徒も少なくなかった。

 それから数日後、A子はこの中学に通う女子生徒グループから執拗ないじめを受けることになった。グループの生徒たちは「かごめかごめ」や「はないちもんめ」を歌いながら殴る蹴るの暴行を加えており、教師や周りの大人からは遊んでいるようにしか見えなかったという。

 だが、不良グループの悪事はしばらくして終焉を迎えることになる。

 A子は不良グループの一人から「ドライブをするからバイクを持ってこい」と頼まれ、親戚の男性と「一晩だけ」と約束してバイクを借りた。そのバイクはA子から不良女子に渡ったが、バイクの免許を持っていなかったため無免許運転で捕まってしまった。

 捕まってしまえばバイクは他人のものであると分かる。彼女は補導された。バイクは無事持ち主の元に戻っていったのだが、捕まった生徒とバイクを貸した男性には面識がなかったため、間にA子がいたことが発覚。警察が事情を聞いたところ、いじめ行為が判明したというわけだ。

 いじめのカモフラージュとして「かごめかごめ」が使われた本事件は、当時多発していた「いじめ問題」の一例として世間に衝撃を与えたようだ。

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