オープニングマッチでは、赤いベルト挑戦権スペシャルマッチ/3人掛け、各15分1本勝負、王者の朱里に、桜井まい、月山和香、レディ・Cがそれぞれシングルで対戦した。青コーナーは、月山、桜井、レディの順で入場。赤コーナーの朱里は、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証と、SWA世界王座、ゴッデス・オブ・スターダム王座のベルトを持参。
3人と握手を交わすと、月山が一番手に名乗り上げて、他の2人はリングを降りてからゴング。丸め込みでペースを掴みに行く月山だが、朱里の重い蹴りに跳ね返されてしまう。最後はハイキックが決まりカウント3。
二番手の桜井は、いきなり朱里の関節に捕まってしまう。朱里は反撃を許さず、スリーパーで捕獲するとそのままギブアップ勝ち。
三番手のレディ・Cは、体格を生かしたジャイアント馬場ムーブメントで朱里を追い込む場面を作る。朱里の打撃も返すが、最後は足4の字固めに捕獲されてギブアップ。朱里が3人掛けに成功している。
朱里が去ると、最近姿を見せていた謎のマスクマンが2人に増殖して、残る3人を襲撃。特にレディはメッタ打ちにされてしまう。2人は攻撃をしまくると、客席とカメラに猛アピールしてから引き揚げた。
バックステージで朱里は「29日、赤いベルトの試合前にこの試合を組んでもらって、私はすごく嬉しかったです。自分の強さが3人相手にどれぐらいできるのか、今日しっかり(分かった)。この勢いのまま、赤いベルトを絶対私の腰に巻きます。見ててください。以上です」と12.29東京・両国国技館大会で行われるワールド・オブ・スターダム王者、林下詩美とのダブルタイトルマッチに向けて、いい試運転になったようだ。
◆スターダム◆
『OSAKA SUPER WARS ~大阪超女大戦~』
2021年12月18日
大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)
観衆 1222人
▼赤いベルト挑戦権スペシャルマッチ/3人掛け(各15分1本勝負)
○朱里(2分18秒 片エビ固め)月山和香●
※ハイキック
○朱里(2分17秒 スリーパーホールド)桜井まい●
○朱里(2分57秒 足4の字固め)レディ・C●
(どら増田)