第5試合では、ハイスピード選手権試合、チャンピオンのスターライト・キッドにコグマが挑戦したが、キッドがキッドクラッチで丸め込み、3度目の防衛に成功している。
試合後、キッドは「熊狩り成功。コグマ、ハイスピードジーニアスなだけあって面白かった。でも虎狩りできなくて残念だったな。さてこのベルト、次挑戦したいヤツいるの、いないの?」と呼びかけると、AZMが現れて、「何が言いたいかわかるか?次期挑戦者はAZMしかいないだろ!どうする?」と挑戦表明。キッドは「AZMオマエとはでっかい会場でやりたいと思ってたよ。場所、両国国技館しかないよな」とこれを受諾するも、コグマがマイクを奪って、「キッド、今日は負けた。負けた。負けたんだけど、ハイスピード楽しかったね。あのさ、負けたところ悪いんだけど、私もう一回すぐに挑戦したい。AZMもいるからさ、3WAY。3WAYでいいよ」と3WAYマッチを提案。
キッドは呆れ顔で、「この場で負けたばかりだぞ。どの口きいてんだ?3WAY見たいの?ホント生意気なクマさんだね。いいよ、チャンピオンとしてなんだってやってやるよ。AZMにコグマ。この3人で史上最速のハイスピードバトル、決定!」と3WAYマッチを決定した。
バックステージでキッドは「このベルト、闇レベル3に無事アップしたわけだけど、コグマ、なんだオマエは?今この場で、私にスリーキッチリ取られた後だろ。どんだけ生意気なクマなのか。でも、いいよ、3WAY。私は3WAY、ハイスピードで2、3回やってきて、嫌な思い出しかないよ。でも、今、このベルトのチャンピオンはこの私だ。3WAYはリスクがあるかもしれないけど、このチャンピオンの私が直接スリーを取ってこのベルトの闇レベルを4に上げるだけなんで、AZM、コグマ、もう過去のハイスピードチャンピオンには今のスターダムには必要ないんだよ。私が2人まとめて、グッバイ、だな」とハイスピード戦線を争う2人をまとめて片付けたい様子。
AZMは「とうとう私にチャンスが回ってきた。キッドに挑戦できるのは私しかいないと挑戦表明したらアレですよ。コグマ、空気読めよ、マジで。みんながみんな、キッドとAZMを見たがってる中でコグマが出てきて納得いかないね。キッドとシングル…」と言いかけたところで、コグマが割って入り、「いやいやいや、今日はダメージない。負けたけど、カッコ悪くてもいいからすぐやりたい。AZMとキッドのシングルはまた、もうちょっと先。お楽しみってことで、私が入った方が面白いと思うから」と自己主張。
AZMは「お客さんはキッド対AZMを楽しみにしてるから。現ハイスピードチャンピオンのキッドと元ハイスピードチャンピオンでいいんじゃない?」とコグマに問うと、「絶対面白いし、私が勝つ」とコグマも引かず、最後はAZMが「私があずみ寿司で勝ちます。両国国技館でね、私たちの3WAY楽しみにしていてください」と締めていた。
(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)