第7話は、交際が順調に進み、すっかりカップルらしくなったユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)。そんな中、ユキコは翌日に迫った姉・イズミ(奈緒)の誕生日を祝うため、父・誠二(岸谷五朗)の出張の間に森生と獅子王(鈴木伸之)を家に招き、誕生日会を開こうと企画し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
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第7話では、イズミがようやく獅子王に思いを伝える場面が。しかし、獅子王は「俺の思い人は男なんです」と告げ、イズミの思いを受け入れられないことを明かしていた。
「その後、落ち込んでいたイズミでしたが、終盤ではジムに行き、あえて獅子王の隣のマシンに。驚く獅子王にイズミは『私、獅子王さんのこと“推し”だと思って見守ってもいいですか?』『獅子王さんの幸せを近くで応援していたいんです。推しの幸せは夢ですから』と違った角度から再告白。自分の性的指向にイズミが引いていないことへの嬉しさで獅子王が笑顔を浮かべると、イズミは『その笑顔、最高のファンサです!』と盛り上がっていました」(ドラマライター)
多くの視聴者が見守っていたイズミと獅子王の関係性の行方。しかし、思いを成就させることができなかったイズミが恋を“推し”に昇華させたことに、ネットからは「恋心の決着の仕方がステキ」「推しっていいな…」「相手を恨むわけでも落ち込むでもなく、ポジティブになれるのすごい」「推しって確かにしっくりくる」「相手の幸せを願っての“推し”に感動した」という称賛が集まっていた。
「また、イズミからの真剣な告白に対し、自身が隠し続けてきた性的指向を正直に明かして断る獅子王にも、ネットからは『本当に誠実なんだな』『人間としてのレベルが高い』『獅子王の誠実さと真面目さに泣いた』という声が集まっていました。毎回称賛が集まる本作ですが、今回は特に多くの人を感動させていたようです」(同)
サブキャラであっても関係性が丁寧に描かれているところが、本作の魅力の一つなのかもしれない。