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阪神・高橋の長期離脱危機に「矢野監督のせい」首脳陣批判も 無理なCS投入が裏目に? 左ひじ手術発表が物議

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 2018年のプロ入りから阪神でプレーし、今季は「7登板・4勝2敗・防御率1.65」といった数字を残したプロ4年目・26歳の高橋遥人。19日、左ひじのクリーニング手術を受けたことを球団が発表した。

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 球団公式サイトはこの日、「高橋遥人選手が、大阪市内の病院にて『左肘のクリーニング手術』を無事に終え、本日11月19日(金)に退院いたしましたのでお知らせいたします」と発表。また、「来シーズン、万全な状態で投げられるように左肘のクリーニング手術を行いました。今まで以上のパフォーマンスを発揮できるように、またチームに少しでも貢献できるように、しっかりリハビリに励み、来シーズンに向けて準備していきたいと思います」という高橋のコメントも掲載されている。

 今季の球界ではロッテ・石川歩(6月3日)、DeNA・入江大生(8月16日)らが同手術を受けているが、石川は実戦復帰まで約2カ月半、入江は術後初のブルペン投球まで約3カ月かかっている。両名のケースを踏まえると、高橋も投げられる状態になるまでは3カ月前後の時間を要するものと思われる

 手術発表を受け、ネット上には「左ひじ手術ってマジか、秋季練習はずっと別メニューだったけどそんなに状態悪かったのか」、「仮に治るまで3か月かかるとしたら、来春のキャンプインには到底間に合わないぞ」、「調整登板も込みで考えたら開幕一軍入りから漏れる可能性も否めない」と驚きや心配の声が寄せられている。

 一方、「矢野監督がポストシーズンに投入したせいでは」、「直前にひじ痛めてるのに首脳陣がCSで使ったからこうなったんだ」、「こうなる可能性があるから矢野監督のCS初戦起用には反対だったんだが…」と矢野燿大監督ら首脳陣の責任を問う声も数多く挙がった。

 高橋は今季終盤の10月21日・中日戦に登板した際、完封目前の9回表に左ひじの違和感を訴え降板しそのままレギュラーシーズンが終了。その後は11月1日に練習をノースローで引き揚げたと伝えられたことなどから、一部ファンの間ではクライマックスシリーズ(CS)の登板回避を望む声も挙がっていたが、首脳陣は11月6日のCS第1戦・巨人戦で高橋を先発起用している。

 「今季の高橋は巨人相手に『2登板・1勝0敗・防御率0.00』、16イニング連続無失点と好相性でした。首脳陣はこの結果を踏まえてCS起用を決断したものと思われますが、高橋は迎えた試合で『6回3失点・被安打6』と敗戦投手となりました。高橋の左ひじがもともと手術が必要な状態だったのか、それとも6日の試合で悪化したのかは不明ですが、首脳陣が先発起用しなければ手術は回避できたのではと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 今季はわずか7登板に終わりながら、完投・完封数(どちらも2回)でリーグトップタイの数字を残した高橋。万全の状態なら主戦級の活躍も十分見込めるだけに、首脳陣は今後のコンディション管理に細心の注意を払う必要がありそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
阪神タイガースの公式サイトより
https://hanshintigers.jp/

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