初回は19.0%を記録し、今年放送された民放全連続ドラマの初回視聴率で1位となる好発進。以後、第4話まで15.9%、16.6%、15.2%で、5週連続で2ケタの高視聴率をキープ。
第5話には、「うっせぇわ」でブレークし、今シリーズの主題歌「阿修羅ちゃん」を担当する女性歌手・Adoが、自慢の声でドラマ初出演したほか、松下奈緒演じる愛想はすこぶる悪いが、腕は超一流のスーパーフリーランス看護師・那須田灯も登場していた。
>>松下奈緒が売り方を変えてしまった理由 『ドクターX』にゲスト出演<<
「今作で第7シリーズとなるが、これまで数々の大物ゲストを登場させてしまい、そろそろ〝ネタ切れ〟気味。そのため、制作サイドもあれこれ頭をひねっているが、これまで数々のドラマで主演・ヒロイン役をこなしてきた松下に白羽の矢を立てることになった」(テレ朝関係者)
松下が演じた灯は、爽快にクソ医者を退治して去って行ったが、その活躍ぶりに対して、ネット上では《1話だけの登場ではもったいない》、《スピンオフ ナースXを!》などとレギュラー出演を期待する声が上がったのだ。
「松下はなかなか主演作で数字が取れていなかったので、ここに来て脇役を積極的にこなすようになった。現在、『ドクターX』が今期のドラマでナンバーワン視聴率をキープしているが、予算が潤沢なTBS系『日本沈没―希望のひと―』が猛追。それを振り払って視聴率トップの座を確保するため、松下の演じる役が〝起爆剤〟になりそうで、今後、再登場する可能性が高そうだ」(芸能記者)
松下にとっても同ドラマへの登場は、女優として大いにプラスになったようだ。