2012年から放送され、すっかり米倉の代表作となった同シリーズ。直近では19年10月期に放送され、全10話の平均視聴率は18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録していた。
「ヒットシリーズの行く先は劇場版。テレ朝は米倉サイドに以前から何度か映画化のオファーをしていた。ところが、米倉は08年から同局で放送されていた自身の主演シリーズ『交渉人~THE NEGOTIATOR~』の10年に公開された劇場版がコケ、シリーズが終了してしまった苦い思い出が。そのため、あまり映画には乗り気ではない」(映画業界関係者)
>>米倉涼子がファンクラブ設立に踏み切った理由 強気の価格設定、オリジナルグッズの販売も<<
さらに、米倉は昨年3月いっぱいで所属事務所から独立し個人事務所を設立。独立して最初の女優業が、映画版がヒットした、Netflix製作のオリジナルドラマ「新聞記者」への主演であることが発表され、「ドクターX」のオファーにはなかなかクビをタテに振らないことが報じられていたのだ。
「せっかく事務所を出たのだから、新しいことをやりたかったようで。それに、『ドクターX』のギャラは高額だが、企画・制作に名を連ねている前事務所の会長にマージンを持って行かれてしまう」(芸能記者)
そんな状況から一転、「ドクターX」のオファーを受けた模様。同誌によると、前事務所も寛容な姿勢を見せてゴーサインが出たというのだ。
「先ごろ、米倉はファンクラブを設立。それでそれなりに稼げると思ったようだが、思ったほど会員数が集まらず、テレ朝との円滑な関係をキープしておく必要があると考えてオファーを受けることにしたようだ」(同)
女優として生きるための大きな決断だったようだ。