同社といえば、らつ腕女性社長が自らスカウトしてきたタレントたちをスターに育て上げていることが知られているが、以前はタレントも社員も女性ばかりで、「女版ジャニーズ」と呼ばれていた。
売れっ子だった堀北真希さんは17年2月に退社し引退。現在は桐谷、黒木を始め、イケメン俳優の高杉真宙、岡田健史ら男性タレントの売り出しにも力を入れ始めている。
「菅田将暉、山崎賢人らジャニーズ以外の事務所のタレントが売れっ子になっているのを見て、俳優の育成にも手を広げるようになりました」(テレビ局関係者)
同誌によると、最盛期には20、30人ぐらいマネジャーがいたが、この1年で10人ほどが辞めてしまったという。
入社した新人マネジャーは必ず地方に飛ばされ、一定期間スカウトをさせられるのも、退社が相次ぐ原因とみられるのだとか。そのため、タレントを売り込みたくても、人出が足りない状況に陥ってしまったというのだ。
「先ごろ、社長の右腕と言われていた女性社員が退社してしまった。もともと、社長は“独裁者”だったが、ここに来てさらに拍車がかかったようで、社員たちがついていけなくなってしまったようだ。そのため、存続危機のような状況に追い込まれてしまっている」(芸能記者)
芸能界は特殊な業界で、ただでさえ働き手が少ない中、今後、社員を増やすのはなかなか至難の業と思われる。
とはいえ、らつ腕社長がこの窮地をどう乗り切るのかが注目される。