8日に発表された新指標。これまでは新規感染者数を重視した4つステージに分けられていたものの、今回の指標では医療逼迫の段階を重視して0~4の5つのレベルに。
最も高いレベル4は「一般医療を大きく制限してもコロナへの対応ができない」とされる“対応不可”で、最も低いレベル0は「新規感染者数ゼロを維持できている」という“感染者ゼロ”になる。“警戒強化”のレベル2から、“対策強化”のレベル3への引き上げは、3週間後に確保病床数に到達、または病床使用率や重症病床使用率が50%超が目安になるという。
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これに対し、MCの谷原章介から「新指標、コロナの出口と捉えていいんでしょうか?」と話を振られた三浦氏は「いや、これは私は全く評価できないと思っていて」とバッサリ。その理由について、レベル3が「緊急事態宣言などを想定」とされていることに触れ、「緊急事態宣言相当の基準が、やはり分科会が今まで予測を適切にできなかった」と指摘。今後についても「どうやって判断するんだろうってことが明らかじゃない」と苦言を呈した。
また、三浦氏はレベル0を設けてレベル1と分けたことについても問題提起。「我々は、風邪のウイルスにたくさん接しています。インフルエンザも撲滅されない」と新型コロナウイルス以外の感染症とも共存して過ごしていると言い、「『ゼロがあり得る、そこをめざそう』という世論を逆に作ってしまうのは感染症の歴史からしても間違っているのかなと思います」と批判していた。
この三浦氏の発言にネット上からは「世界がウィズコロナめざす中で0は違和感ある」「非現実的なものをめざしてもしょうがない」「その通り!」「ゼロなんてあり得ない」「誰もが思ってることだと思う」といった賛同の声が多く集まっていた。
多くの人が違和感を抱いていた新指標なだけに、賛同が多く集まったようだ。