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日テレ、選挙特番で民放視聴率トップを獲得できた理由 最下位は今後の起用なし?

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 フタを開けてみれば前回よりも議席を減らしたものの、自民党が単独過半数の議席を獲得する圧勝に終わった10月31日投開票の衆院選だが、民放各局の開票特番の視聴率が1日に明らかになった。

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 2019年の参院選では、日本テレビ「zero選挙」が10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でトップとなり、6.0%だったジャーナリストの池上彰氏がキャスターを務めたテレビ東京「池上彰の参院選ライブ」の国政選挙特番での5連覇を阻止していた。
 「池上氏は特番を始めたころは鋭い質問や、他局はやらないようなギリギリの企画で〝池上無双〟と呼ばれ注目を集めたが、このところ、視聴者も慣れ数字が上がらなくなってしまった」(政治部記者)

 そして迎えた今回の衆院選、全体の1位はNHK「衆院選開票速報2021」(午後7時55分から午後9時)で17.7%を記録し〝横綱相撲〟を見せ圧勝。

 そして、注目の民放1位は、有働由美子アナと嵐・櫻井翔がMCを務めた日本テレビ「zero選挙」(午後7時58分から午後9時)で10.8%。

 2位タイは池上氏のテレビ東京「池上彰の総選挙ライブ」(午後8時から午後10時)と、宮根誠司アナと加藤綾子アナがMCのフジテレビ「Live選挙サンデー」(午後9時から午後10時)で7.6%。

 4位は大越健介アナと大下容子アナがMCのテレビ朝日「選挙ステーション2021」(午後7時58分から午後9時)で7.2%。最下位は爆笑問題・太田光をMCに据えたTBS「選挙の日2021」(午後7時57分から午後9時)の6.2%だった。

 「視聴者が求めるのは、速報の正確性、戦況分析、そして安定感。やはり、『news zero』で見慣れている有働アナと櫻井のコンビは視聴者に受け入れられたようだ。そんな日テレと対照的だったのがTBS。太田が〝暴走〟しまくるもスベっただけだった」(テレビ局関係者)

 太田は落選した自民党・甘利明自民党幹事長、当選したれいわ新選組・山本太郎代表らに絡みまくりネットでは話題になったが、自分がしゃべり過ぎて〝時間切れ〟になるパターンが悪目立ち。抜てきされたが結果を出せなかっただけに、次回の選挙特番ではお呼びがかからないかもしれない。 

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