助産師と、子どもを12人産んだという経験から子育てについての情報を発信しているHISAKOだが、今回問題となっているのは、13日に投稿された「【毒親】という言葉が苦手です。」という動画。その中で、HISAKOは「毒親」について、「嫌いなんですよ。つーか、苦手なんですよ」と語った。
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HISAKOが調べたところ、「毒親」の定義の中には、虐待やネグレクトのほかにも、過干渉や価値観の押し付け、子どものコントロールも含まれていたとのこと。しかし、HISAKOは「(親は子どもに)期待してしまう。やっぱり幸せになってほしいから」と言い、失敗が予想される子どもの行動すら「過干渉」になってしまい、「それって毒親の定義に当てはまるやん」と指摘した。
さらに、HISAKOは「って考えたら、私もきっと毒親やし、あなた(視聴者も)毒親なんですよ」「全人類、子育て中のままのすべて毒親やーん」と持論を展開。また、「なんかそんな言葉があるから『自分はかわいそうな子なんや』みたいなところに至ってしまう。変な造語を作んなよ」と言い、「毒親って誰のためにある言葉なんでしょうね」と苦言を呈していた。
しかし、この発言にネット上からは「毒親って言われている家庭で育てられないとわからない」「その言葉に救われた人もいる」「毒親の意味全然分かってない」「親目線じゃなくて子ども目線に立ってほしい」「『毒親』は親側の気持ちで議論・評価されるべき言葉ではない」といった批判が殺到していた。
こういった批判を受け、HISAKOは14日に「先日の動画についてお話させてください。」という動画をアップ。冒頭から涙を流した状態で登場し、「辛い思いをされているママたちの気持ちに寄り添えず、『みんな毒親や』っていう一言を発したことを、深く反省して謝罪したいと思います」と話した。
「毒親」というワードに関し、ネガティブな発信をした理由について、HISAKOは夫から「毒親」という言葉を掛けられている妻を救いたくて発信したと告白。「本当の辛さを分かってあげられなかった」と涙を流していた。
ネット上で話題になり、テレビメディアを通じて世間を騒がせた「親ガチャ」論争と同じように、「毒親」についても今度さまざまな意見が集まるのだろうか――。
記事内の引用について
HISAKO公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCgLt6RS5cHmL6i15sbu2kGw