生方議員は9月に行った会合の中で、「拉致問題は本当にあるのか。ないんじゃないか」「拉致被害者が生きているとは、誰も思っていない。自民党の議員も」などと発言。批判が集まり謝罪したものの、生方議員は次期衆院選での公認を辞退している。
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そんな中、問題となっているのは、令和タケちゃんというユーチューバーが12日にアップした「【喧嘩】生方幸夫議員へ抗議!拉致被害者問題発言を追及!立憲民主党!」という動画。生方議員事務所前で撮影された動画で、タケちゃんはまず事務所に抗議のための電話をかけたが、電話は出る前に切られてしまった。
この対応を受け、タケちゃんは持参したマイクを使い、大きな音で生方議員に対する抗議を敢行。「電話にも出ない。情けないです」などと話していると、事務所からスタッフが出てきたが、タケちゃんはスタッフにも「拉致被害者は亡くなったんですか? とんでもないですね」と追及していた。
スタッフは「それはね、解決してるんですよ」と話した後、また事務所に戻っていったが、タケちゃんはスタッフの「それ」が指す言葉としてテロップで「(拉致問題)」と説明。その後、動画では、15分に渡ってマイクを使い、大音量で「日本国民を守る気がない」「半島の犬」などと、生方議員に対する中傷とも取れる批判を行っていた。
この動画に対し、一部ネットユーザーからは支持の声が集まることに。しかし、ネット上からは、「やり方がよくない」「ただの迷惑行為」「『それ』は拉致問題じゃなくて、生方議員が謝罪って意味では?」「やっていいことと悪いことがある」「印象操作がひどい」といった批判が多く寄せられる事態になっている。
発言の是非はともかく、抗議を超えた迷惑行為にこそ苦言が集まってしまったようだ。
記事内の引用について
令和タケちゃん公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC1hEqZS32DAGgw0rVMUrT-g